always one step forward

JAXA一般公開

中央線に乗ったついでに、たまたま今日(4/18)だったなとtwitter経由で知った、調布の航空宇宙センターの一般公開に行ってきた。高圧ガスのボンベ、建蔽率の低い敷地、敷地内の広い道路は、前職の研究所のそれと近く、ちょっと懐かしい気分になる。


親子連れのみなさんに混じり、それぞれの棟にある研究内容の説明を見てぶらぶら。各地域に分散していたスパコンを1箇所に集めました、とSPARC64入り富士通製スパコンが入った棟も公開されていた。設備増強の年表が掲示されていて、計算環境は一貫して富士通製を使っているようだ。前回の事業仕分け、スパコン予算縮小への反発理由がわかった気がした。


「一般」にひかれて気軽に行ったものの、実際に想定されている「一般の方々」は、子供もしくは親子連れのようだった。子供たちに研究内容を身近に感じてもらいたい、という雰囲気で、黄色いジャケットを着た皆さんが応対している。休日出勤お疲れさま、その親しみある姿勢はよいと思ったけれど、実際に子供がたくさんいるのは、「月面探査ロボット」を模したラジコンカーだったり、複数の場所を回るだけのスタンプラリー、という程度。ポスター説明の内容そのものは、子供向けになっておらず、技術に興味を持つ子供たちをどれだけ惹きつけられているのか?よくわからなかった。