長崎旅1 - 迷うのも旅
マイルを使って長崎に行ってきた。
佐賀の有田にある「酒井田柿右衛門窯」と、軍艦島を見てみたいと思ったのが理由だ。飛行機とホテルだけ予約して、行き当たりばったり。もちろん、街や人や道路、建物の雰囲気も味わってきた。
旅日記として、忘れないうちに書き残しておくことにする。
■ 1日目
- ローカルバスで、時津港〜長崎駅方面まで1本で行けるのは確認済み
- けれど時刻表まではチェックしておらず、着いた時間からは、次のバスまで40分くらいあった
- まあ歩いてみるか、、約20kmあるようだ
- 40分弱歩き、天気よすぎて暑いのもあり、途中のケンタッキーで休憩
- 地図によれば、途中まで歩くと「道ノ尾」というJR駅があったので、そこまで歩いて電車に乗ることにした
- 道ノ尾駅でなんと電車40分待ち、でも待つ
- 長崎駅に到着。駅ビルぶらぶら、意外と開けたショッピングモール。福山龍馬でPR中、「Re・JAPAN! PROJECT」とのこと
- ホテルへ向かうため、路面電車乗り場へ。最寄り駅は「大波止」
- 一見「単純な」路線図
- 2方向しかなく、見慣れれば間違えようがない選択。けれど、路線が微妙に入り組んでいて、はまる
- 確信を持って反対向き(赤迫行き)に乗ってしまい、4駅ほど行って気づく
- 降りてからもうろうろ20分ほど歩き回り、ようやく到着
「平面の地図(紙面、iPhoneのマップを含む)があれば、目的地まで迷わない」という前提が、ずっと今まで自分の中にあったけど、どうやらそれは、自分の中で訂正しないといけないな、と思った。
人間の能力のひとつに、「目的地にたどりつく嗅覚」がもしあるとすれば、いままでほとんど鍛えずに過ごしてきたような気がする。
ただ、時間に追われていないのも幸いし(災いし?)、迷っているという感覚はなく、これはこれで、風景を感じたりして楽しい。
ジョギングが好きな東国原知事が言っていた、この言葉に共感する。「旅先でも出張先でも、時間を見つけてなるべく走るようにしています。”街の呼吸”を感じることができるんです」
- ホテルの近所には「夢彩都」なるショッピングモールが
- 1Fスタバ、上階に紀伊国屋書店など、けっこう市内の中心地のようだ
- レストランで「トルコライス」を食べる
- ナポリタンとピラフととんかつが一緒になったプレート。「長崎名物」だが、地元でも定番の一品とのこと。ナポリタンの塩がちょっと強かった
- 部屋に戻って、12時過ぎまでのんびり
- 部屋で調べ物に使えるか、とパソコンを持ってきたけれど、案外、部屋では触ろうとしない自分に気づく
- 実際、検索はiPhoneで間に合う内容がほとんどであるし、
- ネット検索などよりも、今いるこの場所で、見て聞いて触れる時間のほうが大切に感じる
- 部屋にいる時間も、ローカルテレビを眺めたり、地元の新聞読んだりと、普段ではできない時間の使い方
つづく