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IT寄りの日常・IT以外の日常。ランニング。美術展や展示会感想。長文でもなるべく読みやすく構成する練習を兼ねています

オーダーシャツ

いわゆるオーダーシャツを人生で初めて作り、こないだ対外セミナーで着る機会があった。さすが「自分の体型に合った感」が心地よい。具体的には、首周りと腕回りにストレスが全くなく、それでいて「ぶかぶか」な感じでもない。この何ともいえない心地よさ、そりゃ確かに廃れないサービスだよな、と納得した。


実家で父親が使わず余っていた白Yシャツの生地を手に、JR大阪駅近辺を歩く。一緒だった母親とこうやって歩くのは、そういえばかなり久しぶりだ。しかも大阪駅近辺となると、梅田駅近辺ほどその行動圏内ではなかったため、記憶に残っている範囲では初めてだったかもしれない。百貨店の紳士服フロアの一角にそのコーナーがあった。襟元のデザインなどを選ぶ段階では、よくわからないのでオーソドックスに。聞く側も慣れた風で「はいわかりました」が続く。手際よく10カ所ほどを採寸し、家に送ってもらうことにしたのだった。2店舗はしごしたが、採寸値は(数分しか差がないので当然ながら)ほとんど同じだった。あえて応対の雰囲気で分けるなら、若手ながら手際がゆったりすぎる阪神、年配ながら慇懃無礼な大丸、という感じだった。


これまでは、あまりそのメリットもデメリットも感じず、いわゆる既製服(ready-made)を安く買っていた。襟口や身丈だけでサイズを選び、もちろん問題なく着られる(…というより、着られるサイズを選んで買う)ので、オーダーメイドとは無縁の世界にいたのだった。(ちなみに英語で「オーダーメイド」は custom-made で、order-made は和製英語らしい。)いまではどうやら、よく名前を聞く店(たとえばメーカーズシャツ鎌倉)や老舗(たとえば金港堂)までもが、けっこうな手間とコストをかけてオンラインショップを構え、本来は店へ足を運んで行う採寸を、自分で行って、部屋にいながら注文できるようになっている。要は、デザインの種類や採寸値さえ揃えば、あとは注文生産の形で流せるということで、パソコンのBTOに近いのかもしれない。体型を変えないようにしないと、と思いつつ、これからはこういうオーダーシャツを着ていこうかなと思った。

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