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ストレージの移行(Macbook Air + NAS)

先月購入したMacbook Airは、

  • 軽さ、薄さ、起動やスリープの速さに加えて、
  • 確保されたキーピッチ、トラックパッドの使いやすさもあり、
  • そんなに重い作業をしない自宅用のパソコンとしても普通に充分OKなことがわかったので、

液晶テレビに接続して約1年使用していたMac miniは処分することにした。併用していたMagic Trackpadは、マウスでもトラックボールでもない、新鮮かつ合理的なインプットが心地よかったけれど、ほぼそのままMacbook Airのトラックパッドにも踏襲されているのでよかった。


これまでHDDに保存していた写真や音楽はそれなりの容量になったのでは、と「Disk Inventory X」で確認したら30-40GBくらいだった。特に写真は、2日前と10年前のものが同じライブラリに残っている状態で、容量というよりは時間軸の面で貴重な「思い出データベース」になっている。消えてもらうと困るので、持ち歩くこともあるノートパソコンに入れておくには不安だった。そこで、「普段はあまり使わないけれど、残しておくデータ」の置き場として、パソコン以外のストレージをいろいろ探していた。

  • USB外付けHDD:値段も手段も一番手ごろだけれど、パソコンに「接続」しなければならず、せっかくのこのパソコンのmobilityを下げてしまう
  • TIme Capsule:バックアップ専用という訳ではなく、容量の割に価格が高いので、今回の目的にはちょっと外れた。
  • NAS:結局これにした。自宅のWIMAXルーター(WM3500R)のクレードルに有線LANポートがあり、LANケーブル経由でNASを接続したらうまく認識されたので、共有フォルダやアクセス権限などいろいろ設定して、このルーターを親として、パソコンと並列にぶら下がる状態にした。


自宅でのパソコンからは、マウントされたNAS上の共有フォルダにWiFi接続でアクセスする。

  • iTunes
    • ライブラリを共有フォルダに置いておき、iTunes起動時にそれを選択。
    • 当然、外出時はこのライブラリを参照できない。けれど、iPhoneを手放したので、アプリのダウンロードやスケジュールの同期も行わなくなったのと、よく考えたら外で音楽を聴くことはあまりないので、まあ、radikoだったりインターネットラジオだったりでいいかという割り切り。
  • iPhoto
    • 同じようにライブラリを共有フォルダに置いておき、iPhoto起動時にそれを選択。
    • ‥を試みたけれど、起動のたびにライブラリの読み込みにやたら時間がかかる。調べてみると、iPhotoはどうやらNASとの無線接続とは相性が悪いらしい。あまり細かく調べるほどのことでもないので、写真管理はとりあえずPicasaで行うことにした。
    • [2011.10追記] 新型MacBook Air (Mid 2011) と同時に使い始めた iPhoto '11 だと、起動時の遅さがだいぶ改善されてストレスを感じなくなった。もちろんNASにアクセスできる自宅からしか開けないのは変わらないが、やっぱりMacで使用するにはPicasaよりiPhotoな気がするのでこれですっきり。