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哀悼 スティーブ・ジョブズさん

残念だけれど、本人が一番無念だっただろう。ありがとうございます。ゆっくり休んでください。


スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズとは編集


今日は忙しく、昼休みもネットのニュースに目を通さず、携帯を家に忘れてTwitterも見ていない日で、夜になっていろんな記事を読み、社会への(ここまでならもう社会と言ってもいいだろう)影響の大きさを感じている。


製品の設計思想、先見の明をともなう新機能もさることながら、新製品発表直前の情報リークのうまさ、製品に対する"ワクワク感"(この言葉は、ユーザーが使うものであって、製品提供側が使うものではない、とauの新製品発表を見て思った)の度合いが、ほかのどのメーカーとも違った。明らかに、この人ならではの商品企画だろうなと思う。今後もそうだと思うが、この人がいる/いないで見る側の印象は変わってしまうだろう。その点では次に出す新製品に注目したい。


最初に買ったMacは、就職してから秋葉原で買った中古の黒PowerBook G3が最初だった。会社の寮の狭い机でけっこう面積をとりながら、はじめてOS Xに触れたことを今でも憶えている。一時期hpのWindowsノートに"移籍"して、そのうち黒のMacBookに戻り、転職後にMac Miniを買って家のテレビに接続し、現在のMacBook Airにいたる。おそらく5年後はノートPCの9割がたがこの設計を参考にしたものになっているだろう、と思えるくらいの完成形だ。iPod shuffleiPod nanoiPhoneも順当に渡り歩いた。部屋にしまわれていたカセットテープやMDを駆逐し、音楽の聴き方を完全に変えてくれた。こう書くとApple製品ユーザー歴は結構長い。どれも納得して購入し、たしかに日常生活を便利にしてくれている。