always one step forward

IT寄りの日常・IT以外の日常。ランニング。美術展や展示会感想。長文でもなるべく読みやすく構成する練習を兼ねています

2012/7/16 落合博満講演会 @ 神奈川県民ホール

近所で落合さんの講演会があったので聴きにいった。監督=上司、選手=部下と置き換え、サブタイトルの通りちゃんと「オレ流野球の真実、人の育て方、常勝チームの作り方とは」が語られた気がする。加えて、聴衆がある程度期待していたであろう「今のプロ野球に物申す」的な内容を交えたり、まじめな話の合間に監督時代の「選手おもしろエピソード」を挟んだり(中日ファンでなくても面白かった)、1人\3000を払ったお客に楽しんで帰ってもらおう、という心意気も感じておもしろい講演会だった。



県民ホール大ホール(約2500人定員)で空席は100席足らずくらいに見えたので、結構入っていた方だと思う。何となく、「ナビゲータが誰かいる1対1の対談形式」を予想していたらそうではなく、1人で壇上に立って語る2時間近く(予定は1時間半)だった。休憩も挟まず、最後の質問コーナーや、サイン入りバットなどグッズ抽選会でも自らすすんで語って、がっつり延長戦になるくらい。今はテレビ出演を抑え、主に企業での講演に全国回る日々とのことで、たしかに大勢を前に話し慣れている感じがした。実は元々、話すのが好きな人なんだろうなとも感じた。



言葉のトーンは、テレビの野球解説のときとほぼ変わらず。語り出す最初に本質を言うところがとても特徴的。ゆっくり、しっかりとした話し方に変わったのがこの3カ所:

  • 「自分の選手時代にはできていても、目の前の選手にとってはできないこと」がある。それがわかっても、できないことを怒ったり、無理強いしてはいけない。いまその選手は成長過程なのだと理解し、できるようになるヒントを与えるのが指揮官(監督やコーチ)の仕事
  • 落合監督はファンサービスしない」とよく言われたけれど、チームを強くして、試合に勝って、観に来てもらったお客さんに満足して帰ってもらう、というのが一番のファンサービスだと思っている
  • 自分のことを悪く言う人がいる。それは気にしなければいい。もっと辛いのは、自分のそばで、自分の存在を無視されること。それでも、自分の信念で、正しいと思うことをやればいい(‥これは、多くは語られずすべては掴みきれなかったけれど、監督辞任の頃のことを言っているのかもしれない)

その他メモ

  • 週刊誌記者の記事。やっぱりプロ
  • 「高木監督と権藤コーチのベンチでの立ち位置がいつも遠い。あの2人大丈夫?」みたいな内輪ネタに大受けするドラゴンズファン。横浜での講演ということで、ところどころに横浜DeNAへのコメントもあり。「今年は優勝はありません!」「キヨシ、何でもっと若手を使わないのか」のような(しかしけなしてはいない)言葉が出るたびに会場が受けていた。最後の方には「横浜再建策」としてアイデアが述べられ、どのチームと隔てることなくプロ野球全体を大事に考えているんだなというのが伝わってきた
  • 「まあ俺はもう関係ないんだけどね」と5回くらいありつつ、中日ドラゴンズの選手(山本昌、谷繁、和田、井端、荒木、岩瀬、川上憲伸などの名前が出た)が気にかかってしょうがないという感じだった
  • 「来年1月まで仕事を入れてある。来季の監督や衆院選出馬はありません」
広告を非表示にする