always one step forward

ウェルスダイナミクス・プロファイルテスト


レビュープラスから変わったレビュー依頼が来ていた。応募したら当選したのでテストを受けてみた。


要は「あなたはこんなタイプです」と判断してくれる心理テスト。オンラインで25の質問に直感的に答えると、組織の中で自分がどんな立場/役割に向いているか、を8タイプから選んで表示してくれる。ビジネス適性、コーチング等に使用されていそうな内容で、読み方によっては自分を見つめ直すきっかけにはなると思う。

質問例

  • シンプルな25問。「自分は○○は得意である」「自分は○○は得意ではない」を選ばせる内容が多かった

 talent dynamics profile test
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回答レポート例

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  • 結果は「アキュムレーター」だった

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自分へのフィードバック

  • 強みも弱みも、ふむふむ、という内容(だいたいあたっている気がする)
  • プロジェクトマネージャー向き、は言われてみればそうかもしれない。大きな成果へ向かって細かい作業の連続が必要なとき、作業分担と進捗管理が必要。分担された側は「つっつかれないとやらない」=管理下でパフォーマンスが上がる、のは身を持って経験しているので、管理する側としては、(その気持ちを考えつつ)まめに声かけする、など
  • 「自分なしで物事が行えるような状況にすることを常に考えており」という文章もあった。これはまさにそう。「みんな知っておいた方がいいノウハウ」「苦労や面倒を何分の一にもできるプロシージャ」は共有してなんぼ、とずっと考えているので、無意識にドキュメントやメール作成を行っていることがある
  • リエーターのビル・ゲイツさんではなく、アキュムレーターのポール・アレンさんタイプですか、という箇所をきっかけに、ポール・アレンさんの本をちょっと読んでみようかな?と思う(スティーブ・バルマーさんでなくてちょっとよかった)

アキュムレーターが学ぶべき人
ベンジャミン・グラハム(グラハムニューマン・コーポレーション)、ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ)、李嘉誠(長江実業グループ)、サンディ・ワイル(シティグループ)、ポール・アレン(バルカン社)、カルロス・スリム・ヘル(テルメックス)、ジョン・メイナード・ケインズ(経済学者)、JP・モルガン(JPモルガン)

  • あと、この言葉もよかった:

「年を重ねることによって、人は変わってはいかない。ただ、どんどん自分自身になっていくだけだ」リン・ホール

おまけ

  • 若干、星座別性格診断のように「どれを読んでもそれなりに納得できる」ようにも読める。この手のテストは洋邦問わず存在し、無償だけでなく有償のテスト(今回のテストは本来有償)も存在する。そもそもどうしてこのようなテストがビジネスとして成り立っているのだろう?
  • → おそらく、このテストはあくまで入り口で、その後の研修やセミナー等にビジネスモデルが存在しているのだろう。そして「答えは自分の中にしかない」的な結論が導かれ「そういわれればそうだよなあ」という自己消化が顧客満足になっている。(詐欺というわけではなく、「自分を見つめ直す」思考の型を与えてくれる内容なのだろうと思う)