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IT寄りの日常・IT以外の日常。ランニング。美術展や展示会感想。長文でもなるべく読みやすく構成する練習を兼ねています

気温零度の小樽

3月末、仕事で訪れた札幌のついでに小樽に行った。いわゆる港町ながら、なんだかしゅっとした感じの街だった。たくさんの歴史建築を計画的に保存してくれていて、建物写真好きとしては楽しめた。建物が景観を作る、という意味では横浜に近く、地理を充分考えたのこし方という点では横浜よりもしっかりしている。ともかく、観光資源としてこれらを大事にする街の姿勢がしゅっとしているようにも思えた。寿司、オルゴール館がよかった。あと、油断して薄いジャケットしか持って行かなかったのもあって、とにかく寒かった。「最高気温2℃」って、、昼間でも当然のように零度で、風邪引かずに戻ってきたのがちょっと奇跡的。


札幌→小樽の移動でJRを選ぶと、後半はかなり海沿いを走ってくれる。波が高ければ列車がそれをかぶりそうなくらいだ。「3月末〜4月上旬=春」というイメージでずっとこれまで生きてきたので、車窓の真っ白な景色がなかなか信じられなかった。けれどこのあたりの人には、逆に当たり前なのだろう。札幌との接続がよく、約30分電車に乗れば着くし、バス運行もけっこう頻繁だった。都心の感覚だと明らかに便利なベッドタウンなのだけれど、帰ってから調べると平成22年に過疎地域に指定されてしまったようだ。たしかに、生活するにはどうだろう?たとえば「海鳴楼」のオルゴール職人としてなら、、観光客や子供にオルゴール作りを教えたり、うまい魚介をたしなんだりと控えめに楽しく過ごせそうだ。そういう以外であれば、便利な札幌に住んでしまうだろう。

あとは札幌、小樽の写真を。

札幌

  • どこかの何かの写真で、札幌駅は(東京駅のような)レンガ造りと思い込んでいたけれど、近代的になっていた。百貨店+大きな高級ホテルが併設されている点で京都駅や名古屋駅に近い

 札幌駅は近代的だった

  • 市内の雪残りはほとんどこんな感じ。路面は溶け、路肩には残る

 路肩に雪残り

  • 人や車の通らない場所はまだまだこんな感じ。この積もり方、、しばらく使われていない自転車だろう

 埋もれて雪残り

  • テレビ塔。木の枝が人に見える

歓喜の人々

  • すすきの交差点近く。「おーいおーい北海道〜」の歌がずっと流れていた。このあたりは初めて歩いたけれど、こちらの人によれば、同じ1つのビルに多業種(居酒屋、カラオケ、キャバクラ、風俗‥)の店がごちゃっと混在しているらしい。たしかに横浜だとだいたいエリアごとに "役割" が決まっていたりするけれど、この地域は全部まとまっているということなんだろう

 すすきの

  • 泊まったメルキュールホテルの部屋は抑えめの色調で過ごしやすかった。おそらく中級クラスの価格帯だけれど、アメニティを独自で用意しているのはけっこう珍しいと思う。女性にはうれしいのかも(種類によるとか言われそう)

 メルキュールホテル

仕事で来たとはいえ、せっかくなので食を楽しまなければ、と地下鉄南北線のさっぽろ駅そばの日本生命ビルに入った「むらかみ」の三色丼を。三色=うに・ほたて・いくら。感想は、、やや値段が張るものの、一色のうに丼にすればよかった。うに料理が豊富だったので、あそこは、1人\8000くらい握ってうにを食べに行くところだな。その後、禁断のコンボでラーメンでもと「けやき」に向かうも、夜9時台で10人くらい並んでいたのでさっさと諦める。

小樽

  • 到着した夜に出歩くと寒い寒い。小樽駅から5-6分でこういう倉庫群に出られる

 夜の倉庫群

  • 「小樽出抜小路」寒い寒いと素通りしたけれど、こじんまりした一角に店が集まっていた。写真には入っていないけれど、火の見やぐらに水色の「白い恋人」垂れ幕がかかっていて、やぐらのモチーフにどうみても合っておらず、ちょっと残念だった

 小樽出抜小路

  • 海鳴楼。オルゴールの工房で、販売もしている。翌日曜の昼間に訪れたけれど、手軽なものから精巧な逸品までたくさんあった。この建物も名前もいい

 名前がいいな「海鳴楼」

  • LeTAOの塔。翌日曜の昼はお客でいっぱいだった。まさかの「おたる→るたお」だと思うけれど、ここまでブランド化できれば逆に名前は何でもいいのかもしれない。「ドゥーブルフロマージュ」というその場で作るチーズケーキに惹かれたけれど思いとどまった

 LeTAOの塔

  • 気温零度の中を適度に迷い、歩き倒して「おたる政寿司 ぜん庵」で寿司にたどりつく。何となく追加したこのいかそうめんが絶品。「うにと卵をよく混ぜてイカにかけてください」と言われたようにすると、柔らかいイカが言葉もなく口の中で溶ける

 絶品いかそうめん

  • 寿司。やわらかいやわらかい

 寿司

  • のりくらげ。岩のりとくらげ、これもおいしい。自分にとってシンガポールのジンジャーチキンがそうであるように、小樽と言えばこの食事、は忘れないと思う。その土地ならではの味が、その土地の思い出になる。これだけおいしい食べ物があるのに、過疎地域に指定、というのがちょっと信じられない

 のりくらげ

  • 石原裕次郎記念館」は入らなかったけれど、入り口で見たこのポスターは懐かしく迫力があった。簡単なようでこのメンバーごとのレイアウトは相当難しい気が

 けっこうな迫力

  • 懐かしのガルウィング。といっても、西武警察をちゃんと見た記憶はない。何となく、爆破シーンが多い刑事ドラマだったなあ、くらい

 懐かしガルウィング

  • 運河沿いには倉庫の建物を活かした店舗が並んでいる。改修してもあえて古い色合いにしているようだ

 開いてるの?
 改修工事=あえて古い色合いに

  • 黒い壁。しぶい。フォントもしっくり。こうやって見返すと、久々にデザインというものを意識させてくれる

 黒い壁が斬新
 凛とした黒

  • 運河とそれにつながる海。運河として使われているわけではなく、いわば城跡のようなもので、そこに残っていること自体が目的になっている。いま写真を見返しながら、もう一度栄えるにはもう世界遺産登録くらいしか方法がないようにも思えた

 小樽運河
 運河は海へ

  • たぶん、積もった雪を分散させるような、一気に落ちてくるのを防ぐような仕組み

積もる雪を分散

北一硝子

  • 北菓楼。しっとりバウムクーヘンが目の前で作られていた。試食したおかきがおいしかった。おなじみ六花亭の店が隣に並んでいて気づいたけれど、絶妙にかぶらないような商品展開をしている。たとえばチョコレート、クッキーはあまり北菓楼には置いていない

北菓楼

  • 小樽オルゴール堂。クラシカルな建物の中にたくさんのオルゴールが並んでいた。店舗は小樽に数店、鎌倉や京都、博多にもあって、人気があるのだろう。明治45年に建てられたというこの建物は、第二次大戦でも焼かれなかったために残ってくれたということで、この「古くから建っています」という雰囲気は、さすがにいくらお金をかけても真似できない

オルゴール館

オルゴール館

オルゴール館

  • 帰りの札幌駅

北の大地

  • 小樽の1日バス券。削り取った年月日だけ有効。アナログだけれどナイスアイデア

アナログナイスアイデア

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