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2013/5/31 立川談春さん独演会 - サンパール荒川

チケットを譲っていただき、久々の落語を聴きに行った。そういえば前回も談春さんだ。1000人超の大ホール、前から4列目という好位置で堪能。

↓のコピーにあるように、演じられる人物が本当にそこにいるような感覚。たしかにその噺の世界に旅している感じがした。

いわゆるまくら、よくある、電車内で怒りたくなる話。怒らせるんじゃない、というキャラクターをそのまま噺へ持って行く熟練技。

  • 三方一両損

    • やっぱり演じ分けがすばらしい。登場人物2人目3人目の言葉や表情の抑揚。大岡越前守はこっけいかつ上品な語り口。すべて同じ人が演じているのだけれど、たしかに別の人としか思えない
    • とても高度で、技巧的なんだろうけれど、技術と感じずまさに芸と感じるというか。これはおそらく目の前で観ないとわからない感覚
    • 大岡越前をえっちゃんと呼び、観客が違和感なく笑い、噺がだんだん盛り上がり、という多分ここにしかない空間
  • 「包丁」

    • お酒をうまそうに飲み、佃煮をうまそうに食べる。「ああうまそうに食べてるな〜」としか思えない。食べてないのに
    • 何杯も飲んで酩酊する。目はうつろ、顔は赤く、本当に飲んでいるみたい
  • 演目

  • 1000席以上の大ホール