蛍光灯を買いに - 4つの最適選択
一言で言えば
「丸形の蛍光灯にはいろんなタイプがあるので、型番メモしてから買いに行きましょう」という内容
日用品の単純な買い物のわりには、わりと頭を使わせてくれた体験で、ちょっとおもしろかったので投稿
最初にまとめ
部屋の蛍光灯。ちゃんと点灯しているうちに、型番を調べ、同タイプの蛍光灯を備えておくのがよいかと思います。Amazon.co.jp 電球・蛍光管 の ベストセラー のリンクを貼っておきます
この投稿のタイトル
新見南吉「手ぶくろを買いに」がモチーフ。たしか小学校の教科書で読んだ
- 作者: 新美南吉,黒井健
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1988/03/01
- メディア: 大型本
- 購入: 6人 クリック: 59回
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以下本編
発端
こないだの日曜の夜(たしか19時台)、部屋の蛍光灯がゆっくりと点滅を始め、「そろそろ交換時期か」と思い始めるやいなや、ぱっとそのまま消えてしまった
- 蛍光灯、仕組み上製品寿命は確実にあるのだけれど、「あとどれくらい使えるのか」がわかりにくいのは、この時代ちょっと不便な消耗品
- まあこれはLED蛍光灯でも同じだろうし、単にバッテリー表示がある製品に囲まれ慣れているだけかもしれない
カバーを外すと‥
‥通電部まわりが黒ずんでいる
スペアを買っておくほど準備いいほうでもなく、買い出しへ
その前にスペック確認
- "何となく"必要かなと型番付近の写真を撮っておいた
- これが後で役立った。というより、これがないと間違ったものを買ってしまった可能性が高い
ぼけてしまったけど2本組。外側、大きいほうが
FHC34EL-Z
内側がFHC27EL-Z
何となく直径も測っておきたくなった。けれど長い定規がない
A4版の雑誌で粗く測定。たて29.7cmなので小さいほう
FHC27EL-Z
が約30cm- 数字は何を意味しているのだろう?27だからだいたい内径の大きさだろうか(この予想は外れだった。後述)
夜なので、照明がない部屋は当然ながら真っ暗
選択1:買える店
「買う店」でなく「買える店」なのがポイント
- コンビニ3店、ドラッグストア2店、小さめのスーパー1店とうろうろするも(これだけで1時間半)、この2本組と同じサイズのものは売っていなかった
- ありそうでない。浴室やトイレ用の、電球タイプの蛍光灯はたくさんあった
- 牛乳やボールペン、切手などと異なり、日用品とはいえ、どこにでも置いているわけではないんだなあと。こんなことは気にしたこともなかった
アマゾン?
- 当然Amazon.co.jpを覗けば、同じ型番の蛍光灯は検索できるのだけれど、古い型番だとたいてい在庫切れ
- 「今この場にすぐ欲しい」ものには、いくらアマゾンの”お急ぎ便"でも入手できない
- それを見越したサービスとして、日用品を定期的に配送してくれる仕組みもある(利用していない)
蛍光灯は消費スパンが長い
- 洗剤などと違って蛍光灯はさすがに消費スパンが長い(数年レベル?しかも正確にはよくわからない)
- このあたりはまだいわゆるリアル店舗の優位性が揺らいでいない気がする
これと違って、
- たとえば牛乳だと、まあどこでも売っているので、面倒でなければ、価格や消費期限を比べて買える
- =最適化問題における(行為者による)選好解
- この蛍光灯の場合、そもそも買える店が限られており、言わば見つかっただけでラッキー。価格やブランド比較という選好の糊しろはかなり少ない
- =一種の制約条件ともいえる
選択2:タイプ
結局、予定外にも電車に乗り、まだ営業時間内だったヨドバシカメラへ赴いた
蛍光灯コーナー、怒濤の品揃え
- まず「2本組かどうか」でふるいにかける
- メーカーが違っても「30形32形」「32形40形」がメジャーか
- 「型番にあった27や34に合うのがないけど、あれはこの "形" を意味しているのではないんだな」
- 「どっちかというと "30型32型" が近いな」
と、ここから選び出すこと約5分
‥ふと横を見ると「スリムタイプ」コーナー
- 「27形34形」がちゃんとある。買うべきはこちらだった
最初に見ていたのが「通常タイプ」?
- さすがに蛍光灯業界には精通していないので、こんなタイプ分けがあることを知らなかった。あぶないあぶない
1つを取り出すと丁寧な説明が
- 通常タイプ?が「FCL」スリムタイプが「FHC」らしい
- そういえば型番先頭には
FHC
がたしかについている
- そういえば型番先頭には
- 下のほうに赤い字で「27・34ワット」とある
- 型番中の数字「27」「34」は大きさではなく出力を示していたようだ
もっと見回すと「ツインタイプ」もあった
これはこれで「70形」など別ラインでややこしい
ただどのタイプも、このパッケージ背面の説明表示そのものは、とてもわかりやすかった
- 型番の写真を撮っておく、あるいはメモしておく、は大切
- そして、タイプさえ間違わなければ(いやそれがハードルなのだけれど)、売り場で迷うことはなさそう
選択3:メーカー
ここまでくれば一安心、よくある買い物のように、メーカーごとの売りやスペック数字を見比べながら選択(まさに選好の段階)
- 出力ワット数や定格寿命などの細かい数字は各社あまり変わらず。価格もだいたい同じ
- この「残光」タイプは、見比べた限りNECのホタルックシリーズにしかなかった
わりと独自性があっておもしろそうだったのでこれにした
選択4:発光色
- あかりの色の選び方 - murauchi.com
- いつの頃からか3種類から選べる(昔は2種類だったような)
- 何となく温かい感じで以前から「電球色」の一択
交換終了
NEC 丸形スリム蛍光灯(FHC) LifeEホタルックスリム 86W 27形+34形パック品 昼光色 FHC86ED-LE-SHG
- 出版社/メーカー: NEC
- メディア: ホーム&キッチン
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