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IT寄りの日常・IT以外の日常。ランニング。美術展や展示会感想。長文でもなるべく読みやすく構成する練習を兼ねています

特別展「医は仁術」国立科学博物館

特別展 医は仁術|主催 国立科学博物館・TBS・朝日新聞社 を4月に訪れた。以下をさらっと眺められる展示会。

  • 主に江戸時代、あの「解体新書」周辺をトップテーマとした生活医療にまつわる史料いろいろ。たくさんの解剖図、生活アートの雰囲気が漂う薬箱などから
  • 最現代の医療技術の一面、内視鏡3Dプリンタ臓器モデルまで

ただ、一番印象に残ったのは、締めに観られる鉄拳さんのパラパラ漫画だった。映画よりかなり短い時間(たしか8分程度)、1つのストーリーを凝縮して見せてくれる。ショートフィルムよりも短い "ウルトラ"ショートフィルムを観た感覚。以下の「展示内容」ページでいうと「第五章:現代の医」を出たところにある。個人的には入場料のうち半分をこれに払ってもいいという感覚だった


【TBS】大沢たかおがスペシャルナビゲーター!特別展「医は仁術」 - YouTube

さすがメディア主催(TBS+朝日新聞社)の展示会、見所は上記ページや、動画でよくまとまっている。TBS+医といえばあのドラマ。主人公だった大沢たかおさんが音声ガイド。聴いていないけど、ファンにはたまらない内容だったようだ。あとは写真メインで:

写真

動画は禁止、フラッシュ禁止、静止画撮影はOKでした

 

  • 薬箱

 

 

  • これも薬箱。ユーティリティ感あふれてる

 

  • 生活感

 

  • 昔は金属板で目立たせるのが普通だったのだろう

 

  • 解剖図。苦手な人もいるかもしれない(そういう人は素通りでどうぞ)

 

  • もちろんパソコンもICTもない時代。解剖し、観察し、ありのままを書き残すことが技術伝承だったのだろう。専門用語はあまりよくわからないけれど、これら"イラスト"の緻密さに見入ってしまう

 

 

  

 

展示内容 ページにおける第四章まではいわゆる歴史展示。次の第五章でがらっと雰囲気が変わり、現在の医療現場で使われている技術を紹介、というちょっと変わった構成

第五章「現代の医」

  • 肺や脳の3Dプリンタモデル。3次元CT画像から樹脂で作成
  • 透明な樹脂、血管に着色樹脂、と選べるようになったのが大きな進歩とのこと

 

 

  • 東芝メディカル Aquilion ONE
  • この辺の分野はまるで知見がないけど、なるべく少ない放射線でなるべく高精度な撮影が可能、という技術のようだ

世界で唯一の160mmエリアディテクターを搭載したAquilion ONE™シリーズ。寝台を移動させることなく一つの臓器のボリュームデータを収集可能です。画質向上と検査時間短縮、被ばく低減など多くの臨床的有用性が創出されます。

 

  • このUIはどうなんだろう。一見分かりやすいけど、熟練したCTオペレーターでも、この操作板だけでは何も操作できないのでは
  • グローバル展開のためピクトグラムに統一、という方針はわかるけれど、さすがに文字が何もないのはユーザーも不安で仕方ない気がする

 

  • 固定化したiPS細胞を顕微鏡で観察できる。まさに最新技術の結晶なのだけれど、地味なのかあまり人気がなかった

 

 

 

  • 実際のイメージングはこのような感じ(これは見るだけで、触れない)

 

  • 文字通り、臓器の樹脂モデルを触れる。重さもちゃんと成人平均に合わせてあり、"重み"が実感できる

 

 

  • 心臓は意外と重い。というより、持ったことはないので意外も何もないのだけれど。自分の活動を支える臓器(に近い物体)が目の前にある、というふしぎな体験

 

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