2014/6/1 第34回千歳JAL国際マラソンに参加した
コース半分以上が林道(未舗装路)という「千歳JAL国際マラソン」にハーフマラソンで参加した。
背の高い木々の合間を抜ける、よく整備されたダート道。強い陽射しに汗も出つつ、森の新緑+木陰の風がとにかくとても気持ちよかった。うわさどおり膝への負担は少なく、翌日から数日は続くはずの筋肉痛が、今回はほとんどなかった。
3時間ちょっとで完走、結局"東京マラソン6時間完走"をそのまま2で割った結果。この大会はなぜかハーフの制限時間がやたら緩く(18km地点までを6時間以内に行けばよい。キロ20分、たぶんフル側に合わせた形)制限時間は実質なしといっていい:
スタート:ハーフマラソン 9時30分、フルマラソン 10時20分
制限時間:フルマラソン・・・22.6km地点:3時間15分/約36km地点:5時間/約39km地点:5時間30分
ハーフマラソン・・・約18km地点:6時間
フィニッシュ閉鎖時間・・・16時20分
林道、気候、ボランティアさんのホスピタリティ、30回以上続いている理由がよくわかる大会だった。この季節のこの地域の風は、涼しくてよいです。新千歳空港から近く、札幌まででもJR片道30分くらい。ハーフの距離をのんびり走りたい人にはおすすめ。次回開催予定は2015/6/7(日)
居心地よかった支笏湖畔のホテル「水の謌(みずのうた)」の雰囲気と合わせて、あとは適当に写真つきで:
前日(参加登録)
受付会場+ゴール地点、千歳市スポーツセンター。千歳駅から徒歩20分くらい
各社ブース、シューズやら完走セットやら一通り
そんなことより、このTRICK的な筆書き案内が印象的
もうこの像が語っているようにしか見えない
当日
高々とした木々
スポーツインストラクターがステージに立ち、朝の準備運動。ほのぼの。けどしっかり15分くらいやった
スポーツセンターからスタート地点の青葉公園まで5分程度歩きます
チップ計測対応
木々に囲まれたスタート地点。いまだに印象に残っている
スタート前のマーチングバンド(音が出ます)
ゆっくりとスタート(音が出ます)
- 林道はこんな感じ。普段は人の立ち入りがないエリアも多いらしい
- 若干予想していた「小石が多くてこけそう」などもなく、時間をかけて整備したあとが見て取れた。走りやすかったと思う
- 土の道を走るわけで、周りに人が多い時間帯だと、ざっざっという足音がたくさん響く。砂埃もけっこうでている
- といっても咳込むほどではなく、他ランナーとの間隔が空いてからは気にならなくなったけど、速い集団でずっと行く人は、土埃もけっこう気になるポイントかもしれない
- ハーフの折り返し点。10km少し、けっこうきつくこの辺りは歩いてしまった
- 給水は5kmごとにあり問題なし。JAL社員さんもちらほら
- フル/ハーフとも、コース後半は林道を抜けてこういう普通の道
- こう見ると景色いいのだけど、木陰がまったくなく、もともと強かった陽射しがようやくランナーたちにこんにちはという感じ。ここは暑かった。。
- けれど、たまにある木陰に入ると涼しい風が吹く。「ああこれが北海道の自然の風か!」この場所の風も未だに忘れられない
- 後半の給水所。フルでここに来た人は35kmくらいで、給水所も大きく、フルサポートという感じ。左に水のシャワーが見える
- にぎやか。後半の給水所の好印象は、ランナーから見れば大会全体の印象につながる(と勝手に思っている)ので、ここでのホスピタリティは重要
- 水を含んだスポンジ、首の後ろに当ててかなり助かった
- 人工物で(森に還るわけでもなく)、ゴミ箱もたくさんあるのに、それ以外の道中に捨てる人がやっぱりいて、まあ、何も考えてないランナーもいるのだなと残念
- あと5km
- 終盤近くなりメッセージが
- はい充分感じました
- 緑と青空
- あと1km
- 見えた!
- ゴール!
- お疲れ様でした
- フルを走ってきた川内選手がゴールするときは周りもざわざわと
- 【マラソン】川内、2時間15分で千歳JAL国際トップ! - スポーツ報知
- ハーフを3時間、の間にフルを2時間ちょっとで、、速すぎる
- 「スタート地点、青葉公園(左) or 市街地(右)どちらがいいですか?」アンケート。公園のほうに5枚くらい貼っておいた
- 完走Tシャツ。フル完走の人は(緑の部分が)ピンク色だった
ホテル「水の謌(みずのうた)」
パッケージで予約したのでよく調べずだったけど、いいリゾートホテルだった。新千歳空港やJR千歳駅からバス送迎があった。このマラソンに参加する人も数名泊まっていて、当日朝は会場近くまでわざわざ送ってくれたのでよかった。
- エントランス。凝ってる
- ロビーには2階分の高さの暖炉があり、その脇にJBLパラゴンという高級スピーカーシステムがあっさりと設置
- 館内案内は積み木みたい
- 月が照る
- 夕食、それなりの値段だけれど絶品だった
- 手抜きのないデザートが選び放題で、普段はこんな食べ物の写真は撮らないのだけれど、これは憶えておかないと、という感じで思わず
- シュークリーム。これも食べたことない感じの中がやわらかいやつ。ホテル横に専属のショップがあった
あと撮ってないけど白ご飯がうまかった。フランス製、1人用の黒い釜で直接炊かれた白米が、蓋を開けると文字通り輝いている。米をおいしく炊くには水が重要とどこかで聞いたことがあるけれど、それを実感した日だった。釜はたしかこんな感じ↓
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マラソン大会の印象が後半の給水所で決まるとすると、ホテルの印象はやっぱり食事で決まる。接客とか、ベッドの柔らかさとか、温泉の気持ちよさとか、もあるけど(どれもよかったけど)、味覚に訴えかける記憶はやっぱりただものではない
おまけ:千歳市の風景
- 「自衛隊の皆様はシャンプー無料」
- そういえばこのあたりは航空自衛隊のお膝元で、マラソン大会以外の日常はきっとこれなんだろうな。日常を感じられた
- 千歳基地 - JASDF 航空自衛隊
- 清流2丁目とかいい住所ですね