2014/09/14 ジェイク・シマブクロ Uke Nations Japan Tour 2014 @ 関内ホール
iPhoneにはアルバムが何枚も格納され、音色はよく聴いているけれど、ライブを観に行くのは初めてだった。横浜・関内ホールでの2日間の初日。両日当日券が出るとラジオで知り、離れてからもうすぐ2年弱になる横浜へ、久々に向かった。
これまでは速弾きのイメージが強かった。それも随所に楽しめたけれど、音符の少ないゆっくりの曲(これはこれで難しい)も含め、小型でシンプル、4弦しかないウクレレという楽器で、どこまで表現豊かに楽しませてくれるのか、という驚きがたくさん。「3色くらいの折り紙セットを予想していたら、実は12色入りでした、えっこんなデザインも入ってるの?」という感じ。
そういう驚きも感じつつ、いい感じに日本語を交えるMC(好物という"ひつまぶし"がやたら明瞭)もあり。オールスタンディングのアンコールというのも初体験で、いろいろ楽しかった。
ツアーはまだ続くので、どの曲を演奏したか(セットリスト)はあえて挙げず。ただ、アンコール2回を含め、本人のアルバムを聴いていても、そうでなくても、満足できる構成だと思う。やっぱりあの曲もやってくれた。曲名がわからなくても、いわゆるテクニカルな面を楽しめるのでよいと思う。印象的な2曲だけ感想を:
童謡「さくらさくら」
まるで箏のような音色が味わえた。ウクレレなのに。日本人なら誰もが知るあの短調の雰囲気、正月などに聴くあの雰囲気。それをカマカのウクレレが奏でていた
曲名不詳:1人重奏
- 普通の早さでソロが続く。フットスイッチを何やら操作した。手の動きがだんだんゆっくりになり、ついに弦から離れた。‥しかしウクレレの音は同じペースで続いている(!)
- この時点で、観ている側は???となる
- 別のフットスイッチが操作された。演奏は続いている。手が4弦の上に戻り、動き出す。弾かれる音は、なんとエレキギターのそれ
- 続いているウクレレ音への重奏という形で、これも流麗な、エレキギターの音が加わる。もちろん、物理的に弾かれているのはウクレレである
- おそらく、途中から録音して、それをその場でバッキングとして使い、サウンドチェンジャー(?)によってエレキギター音で演奏したのだという予想
文章での再現は難しい。まあそもそも、文章にできないことを表現するのが音楽、だとは思うものの。この曲では、ギミックというかマジックというか、ああやられましたとにやにやしてしまった。有名な手法なのかもしれないけれど。要は、その場にいないと感じられないエンターテインメントだった
ウクレレにケーブルは接続はなく、ワイヤレスでアンプや何かのシステムに接続されていたもよう。どんな仕組みなんだろう。まったく詳しくないけれど、使われているのはこのあたり?→ ワイヤレス/楽器 - サウンドハウス
- 日本語版公式サイトのスタッフ・ブログ。初回名古屋公演の舞台裏から、丁寧に書かれている。きっと横浜公演のこともレポートされるだろう
アルバム
日本向け編集。2014/6/25発売
- アーティスト: ジェイク・シマブクロ,ジミー・ペイジ,チック・コリア,O.オズボーン,G.ハリソン,フレディー・マーキュリー,ロバート・プラント,Z.ワイルド,L.キルミスター
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2014/06/25
- メディア: CD
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個人的に好きな2枚
- アーティスト: ジェイク・シマブクロ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2006/06/14
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- アーティスト: ジェイク・シマブクロ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2010/07/28
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おまけ:コミュニティサイクル
住んでいた頃はかなり利用していたbaybike。このために、FeliCaにひもづけて会員登録を残しておいた、昔のAndroid携帯を持ち出した。無事に使えてよかった
コミュニティサイクル、都内だと江東区で運用されている。坂の多い都区内だと意外と難しいのかもしれないけれど、もっと広がってほしい。
、、と思っていたら、千代田区と港区で10月から運用開始されるようだ。知らなかった。
同じNTTドコモ運営。しかも電動アシストつきとは。千代田区は、9月中は千代田区役所を起点とするテスト運用。10月から本サービス開始。秋葉原〜東京駅周辺にポートができると便利そう。