always one step forward

バンクーバーマラソン2015完走記:往路編

DSC_1561

現地に赴くところから、旅行は始まっている。行き先が海外であれば尚更、その時点から非日常である。

と淡色なエッセイ風に始めた意味は特になく、スタートの日から書き残しておこうと思った理由づけからである。この文章では:現地空港へ到着したところまで

完走記の目次はこちら

成田空港へ:京成電鉄スカイライナー

成田空港までは、在来線でもリムジンバスでもよかったけれど、この路線でのアクセスがどの程度スムーズなのか知っておきたかったので、日暮里駅からこの電車に乗った

DSC_1544

たしかにスムーズ。日暮里から停まらずに成田空港まで。

仮に、間で2-3駅止まったとしてもたかだか5-10分程度の違いだろうけど、停車駅がない心理的な効果は大きいと思った

DSC_1543

ただし特急料金(ライナー券)が必要。

20150501_130258966

代替案:「アクセス特急」なら特急料金不要。在来線京成本線)でも特急が出ている。JRの成田エクスプレスもある。急いでいない場合は、または出発地によっては、それらも充分選択肢になる

自動化ゲートが便利

便利。出国の機会がある全員におすすめ。以下のページに書きました:

masagrant55.hatenablog.com

空港で大抵高まるショッピング気運

旅と文房具は相性がいいのか、空港にはなぜか魅力的な文房具店が必ずある

20150501_140050494

あるいは靴下。ランニング用も種々あり、しっかり一足準備してきているのに、さらに買いそうになってしまった

DSC_1545

出国後。「AKIHABARA」電化製品もありつつ、日本のイメージが結びついたお菓子がたくさん売られていた

20150501_145405495

搭乗口近くの売店。キットカットの大規模展開。日本土産としてかなり人気があるのだろう

DSC_1550

ポータブルWi-Fi

現地での通信用に、Wi-Fiルーターを滞在日分レンタルした。以前はGLOBAL DATAといっていたけど「イモトのWiFi」になっていた

1カ国、カナダだと\980/日。ドコモの「海外1dayパケット」「海外パケホーダイ」と比較すると、どちらよりも安かった。

現地のLTE回線を掴めることに変わりはなく、大容量の通信をするつもりもないので、価格重視で選択

滞在中は、普通に快適な接続だった。一日中電源を入れていると、ルーターのバッテリーがもたない様子だった。モバイルバッテリーもオプションとしてレンタル可能

出発2日前とわりと直前にWeb予約、空港の出発口フロアにあるカウンターで受け取り。返却は到着口フロアのカウンター。楽にできている

DSC_1547

というわけで出発

DSC_1551

エアカナダB787-8

Dreamlinerと呼ばれる新しめの機体

DSC_1561

タッチスクリーン型システム「enRoute」

エコノミー席でもこのような液晶ディスプレイ付き。直感的なUIで使いやすかった

DSC_1552

食事のメニューがあらかじめわかったり、

20150501_173640536

機内販売メニューを選べたり(写真は、配られたものよりやや性能の良いイヤフォン)、

20150501_173718871

観る映画作品を選択したり。

20150501_173852268

食事の時間が近づいたり、シートベルト着用サインが点灯すると「新着メッセージ」が表示される。タブレットPCの通知を思わせるデザイン

20150501_174019692

機内食

17時過ぎに出発、約9時間の航路。機内食は2回出された

1回目

離陸後2時間程度、夕食代わり。まあ、なぜか撮りますよね機内食

空腹だったのもあり、おいしくいただきました。左上は四角いケーキ

DSC_1553

小ぶりなボトルのミネラルウォーター

DSC_1555

おしゃれな "S"alt and "P"epper

DSC_1558

エアカナダ便であえて「CANADA DRY」

20150501_192514801

2回目

着陸から約2時間前。いわゆる朝食

機内食は2回とも、2種類から選択できた。2回目は「スクランブルエッグ」を選ぶとこれ↓

DSC_1556

なんだかんだで9時間は長い。座席はそれほど疲れず、快適なほうだったと思う

DSC_1560

  • 日本17時発、航路約9時間 = 感覚的には午前2時
  • 日本から見てマイナス16時間の時差 = 現地は(出発日の)朝10時

44344597668431__1080x608-ARGB_8888122081109

バンクーバー国際空港(YVR)

到着!

IMG_20150502_015123

入国手続き窓口

44344472250511__810x1080-RGB_5651254249835

手続きでは意外といろいろ質問された。けっこう油断していた:

  • Q「なぜカナダに?」A「マラソン大会に参加するのです」
  • Q「なぜカナダの大会に?」A「バンクーバーに来たかったからです」
  • Q「一人で?」A「はい」
  • Q「大会では誰かと一緒になるの?」A「いいえ特には」

まあ、内容よりは、答える時の表情(挙動不審でないかどうか)を見ているんだろう

"marathon"

「マラソン」が通じず、両手を振りながら running race などと告げた。後ろの人がどう思ったかは特に気にしていない。

その女性係員は最後の方で「マラトン」と発音していた。

marathonのthは /θ/ なので、もしやフランス語では「マラトン」なのか、といま調べるとその通りだった:

http://www.acapela-group.fr/index.php

French(Canada)を選択、marathonを入力して [Listen] すると「マラトン」と発音している

なぜYなのか=謎

「カナダの空港はすべてYで始まる」ものの、なぜYなのかはよくわからないようだ。VRはVancouveR

http://britishexpats.com/forum/rec-travel-usa-canada-45/why-vancouver-%3D-yvr-126735/

ダウンタウン

空港は、バンクーバーから南隣りのリッチモンド市にある。バンクーバーの中心地ダウンタウンまでは車で約30分とけっこう離れている。

今回はHISのツアーに参加し、苦労なく空港→ホテルへ送ってもらう。

ホテルに到着し、市内をうろうろ、夕方にゼッケン受け取り会場のExpoにへ向かった(続く)