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2015秋 長野県駒ヶ根訪問 2/2 信州駒ヶ根ハーフマラソン編

千畳敷カールの雄大な景色、柔らかい味のトマトソースオムライスを堪能した翌日、ハーフマラソン大会に参加した。

昨年2014年秋に初参加し、予想以上のアップダウンに失速、第3関門で時間オーバーリタイア(いわゆるDNF: did not finished)だった大会。

今回は同じ関門を通過でき、終盤はやはり歩き倒したものの、なんとか制限時間内でゴールできた。

完走証 2年越し

完走証は、ゴール後その場でもらえる大会が多い。ICチップで測定した区間タイムやゴール時のタイムがすでに印刷されており、よく考えられた仕組みである。いろんな大会で導入されているのでニーズも多いのだろう。

個人的には不要(後日郵送やWeb上で確認でもいい)と思っている。しかし今回は、昨年リタイアでもらえなかった分、「2年越しでの完走証」というストーリーになったので感慨深かった。

スタートまで

応援メッセージ

事前郵送されるナンバーカードなどの封筒には、地元小学生のメッセージが同封されている。字も絵も丁寧ですね

1人1人に届く、地元小学生からの応援メッセージ

コース案内図

手荷物預け

大きめのビニール袋が配布される。割と大きめの手さげビジネスバッグだけど十分入る。スーツケースはさすがに厳しいだろう。ここに、自分のナンバーを書いた紙を入れて預ける

荷物預かり用の袋。水色の紙=A4サイズ

準備運動

ぎっしり。けれどスタート前のこの時間帯はやっぱりストレッチしておきたいので、自分も含めみんな律儀に行う

朝の準備運動

そしてスタート。大きな混乱もなく、のどかにスタートの号砲が鳴った

スタート地点

コース図は適宜こちらをどうぞ

前半

市街地を抜けると間もなく、田園や山々の風景の中へ入っていく

スタート後。しばらくは街中

左へ折れるランナーたち

おおむね曇り。昨年は結構暑かったので、天候は助かったほう

大会時間帯はおおむね雲は多めだった

山々を望む。都区内では見られないアングル

山々を望みながら進む

序盤から上り坂が訪れる

序盤から、このような微妙な上り坂が断続的に訪れる。このコースの特徴

上り坂が見えた

かぼちゃ。大きい!

大きなカボチャ

6km地点も上り。

昨年はこの辺りから「このコースは厳しいな、、」と感じ始め、練習不足だったのもあり、歩いたりしたことを憶えている。今回はなるべく歩かないように通過できた

6km。けっこうな上り

一生懸命、一人で梅を準備してくれるおばさん。筆字の注意書きに気持ちを感じる

お手製の梅干し。筆字の案内

「アップダウンヒル」タイムトライアル

コース半分を待たずして、もっとも傾斜のある坂を含む区間がやってくる。

「アップダウンヒル」タイムトライアル スタート地点

この坂を含む約2km(8km過ぎ〜10km過ぎ)の区間を、通常タイムとは別枠で計測し、上位者を表彰するという仕組み。

  • きつい坂を単に通過させるのでなく、逆にタイムトライアルにしてしまう発想
  • ハーフ全体を頑張るのか、この区間だけ頑張るのか、という選択をランナーに与えてくれる

という点で独特かつ面白い。

地元子供達の応援

その坂が始まる地点に、近所の幼稚園の子供たち。小さい手にキャンディを幾つも握り、ランナーたちに渡してくれる

右側に地元保育園の子供たち

‥近い風景を思い出した。去年も同じ地点で撮ったのだった。かなり晴れて暑かったことも、この空の色で思い出す

ハイタッチの子供たち

やっぱりきつい坂。歩行者続出

まあきついきつい。しばらくすると

ぶどう。酸味が助かります

ぶどう。中盤でもらう酸味は助かる

約2kmを抜けると、タイムトライアル区間終了

「アップダウンヒル」タイムトライアル ゴール地点

その後ほどなくしてハーフの「中間点」= 42.195/2/2 = 10.54875km

中間点。ハーフなので約10.5km

後半

ひたすら田園風景

稲刈りの終わった秋の田んぼ、広大な空

小川も流れる

小川沿いの道

こちらはわりと広い川

遠くに中央アルプスを望む

南下するコースから見て左=東側のアルプス

14km付近にある折り返し点を過ぎる

後半15km付近で折り返しあり

サルビア

並ぶサルビア

コスモス

コスモス

コスモス

なんということのない一枚。しかし思い入れがある。

昨年のリタイア地点にも、このように飄々と咲くコスモスがあった。つまりこの土地で咲くコスモスには、個人的には「リタイアの悔しさ」と強く紐付いている、という思い入れ

コスモス

昨年リタイアした地点を無事通過

この「第3関門」を今回は制限時間内に無事通過できた。

第3関門。昨年はここで時間オーバーだった

梨。なくなりかけていたのでまだ残っていてラッキー。水分と甘みと。美味しかった。みなさんの笑顔も印象的

おいしい梨。皆さんいい笑顔だった

コース図で想像はしていたけれど、ゴールに向けてその後も地味な上りは続く。結構歩いた区間も多かった

その後も地味な上りは続く

終盤〜ゴール

最後の「第4関門」も通過

第4関門も通過

コーンがかっこいい。大会専用なんだろうな

20km。コーンがかっこいい

ロードサイドのパチンコ店店員、にぎやかな仮装の応援

にぎやかな応援団。道路沿いパチンコ店のスタッフ

そしてようやくラスト1km

ラスト1km

小さなチアガールたち

終盤、チアガールたち

スタート地点の旗、、の向こうにあるゴール地点

スタート地点‥の奥にゴールが見えた

ゴール!長かったようで、あっというまだった

ゴール!

Finisherバスタオル、けっこう大判

完走証とバスタオル

かっぱすいとん。緑色の餅が入ったすいとん。塩味がおいしい

かっぱすいとん・黒ごま飴

期待していたソースカツ丼はなくなっていた、、スローランナーにとってはよくある光景

(特に後半の)エイドでのドリンクや食べ物が少なく(あるいはなくなっている)ことは結構体験している。参加全員分の量が潤沢に準備されている大会は、意外と少ない。まあ、速く走ればいいのだけどこれはやむを得ない

ミニソースカツ丼完売 >o<

これもおいしかった。「駒」の字に濁点がついている。「ごま」と読ませるのだろう。「ごまどら」実際に黒ごまの餡入りどら焼き

駒に濁点を付けて「ごまどら」黒ごま餡おいしい

GPSログ

  • 左上のオレンジマークがスタート/ゴール
  • 東へ進み、地図右上部分でぐるっと回り、後半は行きと同じ道を戻ってくる

GPSログ:地図

  • 高度も表示。スタート地点が最高位で、どんどん下る
  • 中盤に「アップダウンヒル」の急な山もありながら、細く上ったり下ったり
  • 終盤は、どんどん下った道を逆に上ることになる

GPSログ:高度

終了後の風景

終了後のスタート地点にて

お寺へ続く道

マラソンで走った場所から西へ。千畳敷カールへのロープウェー駅「菅の台バスセンター」付近の「こまくさの湯」でゆっくりした

駒ヶ根高原「こまくさの湯」

この辺りは「早太郎温泉」という温泉地でもある。千畳敷アルプス方面への登山者が多くこのバスセンターを利用するので、マラソン関係なくこの温泉はよく利用されているそうだ

駒ヶ根ファームス」でおいしい牛乳ジェラート

すずらん牛乳ジェラート

駒ヶ根ファームス|直売所情報|農業|JA上伊那

ちなみにソースカツ丼「明治亭」の大きな店も近所にあったが、昼過ぎにもかかわらず行列が長すぎてあきらめた。ソースカツ丼には縁がない。。また来た時の楽しみにしておく

明治亭 ソースのこだわり

信州・駒ヶ根ソースかつ丼物語―ご当地グルメに託したまちおこし

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