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オクトーバーラン2015目標達成:「記録+可視化=継続」の一考察

オクトーバーラン

10/1より「オクトーバーラン2015」に参加し、目標と設定していた月間150km(=10月中に走った距離が150km) に到達できた。

オクトーバーラン

この数字、同じひと月で200だ300だ400だという人もいる。150自体は大した絶対値ではない。しかし、

  • 個人的にはいままで月30km程度だったので「当社比で約5倍を達成」
  • というより、月間キロ数をカウントすることさえなかった

という個人事情を考えると、かなりの達成感がある。

最初は厳しいかなと思っていたけれど、「記録することで、意外と積み重ねを継続できるな」と感じたところがあった。そのあたりを簡単に(といいつつ長くなるかも):

オクトーバーラン2015とは

簡単に言えば「走った距離を日ごとに記録する」Webサービス

「大きな大会が続く11月以降へ向けて、自身の参加大会の時期を目標に、10月はなるべく距離を積み足して練習しましょう」がモチベーション

公式サイト

市民ランナーの10月「走り込み」を応援するネットイベント「オクトーバーラン」を今年は開催いたします。

テーマは「目標達成宣言」。RUNNETのサイト上、またはFacebookページで目標の月間走行距離を「宣言」し、トレーニング内容を「記録」すれば、自身の「走行距離管理」ができることはもちろん、日本全国の「同志」と刺激を与え合いながら目標達成を目指すことができます。

参加のしかたは自由

  • 皇居で合同練習会しましょう
  • おそろいの黄色Tシャツを着て刺激しあいましょう
  • 目標や走った距離を、facebookやRUNNETコミュニティ内で宣言しましょう

というコミュニティ活動の楽しみもある。ただ、それらへの参加は自由で、参加しなくても、

「走った距離を日ごとに記録する」

だけの個人的な走行距離管理としても使える。

ちなみに以前は

オクトーバーラン(略称:OR)は、1984年に月刊ランナーズが企画した「全日本月間走り込み大会」を母体としています。

インターネットのない時代、参加者がはがきに走行距離を書き投函し、編集部がその距離をせっせと電卓片手に集計していました。

インターネット、スマートフォンさまさまといったところか。

逆に言えば、そんな時代から継続されているのだから、この「オクトーバーラン」そのものへのニーズは、今後も衰えないだろうなと思う

「オクトーバーラン2015」画面例

※ 2016年はいずれも画面は変わるのではと思います

ログイン後の「マイページ」

facebookアカウントでログインした場合の例

オクトーバーラン

利用機能

  • 10月1日(木)から記録できる
  • 1日複数回記録できる(記録は加算される)
  • 入力内容を間違えた場合は記録を削除し、再度入力できる
  • 過去にさかのぼって記録できる
  • 半角で入力できる
  • ランキングを毎日確認できる

「〜できる」文章をならべた、ベーシックでシンプルな要件表現

入力(この場合は走った距離)の追加も訂正も自由、とロバストな仕組みでもある。気軽に使ってもらうためにはこのようなロバストさも必要

目標走行距離、参加予定大会、目標タイム

参加時に入力する。途中で変更してもよい

オクトーバーラン

月初はなんとなく「125km」を目標にしていた(それでも到達するだろうか、と思いながらである)これは、10月下旬に達成した。104%となるのはその時の履歴

あと5日間ほどあったので、目標を+25km上方修正した

距離の入力

単純に、走った距離を入力して「記録する」

オクトーバーラン

距離一覧表示

入力結果をもとに、青色で棒グラフが表示される。

実際の入力画面をまとめて画像にした。これ以上ないシンプルなUIであることがわかる。このシンプルなUIが意外と大切で、「2日空いた」期間などがすぐ分かる。可視化もばかにできない大切な点

オクトーバーラン

ちなみに、同じ日に2回目の距離を追加することもできるし、あとで修正も可能。当然、実際以上に長い距離を入力することもできる。

ランキング

同じ大会を目標にした人々、同じ目標距離を設定した人々、との比較結果が見られる。

他の人との"勝負"はあまり気にしておらず、このページはほとんど見なかった、けれど、上位に入った人は日々入力しつつここもチェックしていたんだろうな。それがモチベーションになるという感覚もなんとなくわかる

オクトーバーラン

到達!

結局最終日10/31に皇居を走り、150km超えになったo^

オクトーバーラン

ノーベンバーラン

上記「オクトーバーラン」の入力画面は、当然ながら10/31までしか準備されていない。

不思議なことに「記録できない小さい不安」のようなものが芽生えていて、どこかに記録したいといろいろ探していた。このRUNNETダイアリーがよさそうだ。

RUNNETダイヤリー機能

PHPで書かれた、古き良きWebアプリのインターフェース。しかし機能は充分。11月分からの記録は、ここを利用することにする

ランナーズ 2015年 12 月号 [雑誌]

ランナーズ 2015年 12 月号 [雑誌]


あとは考察したことを自由に書いていきます:


記録+可視化=継続

かなり困難な「習慣づけ」

「走った距離を日ごとに記録する」

これだけ読むと「そんなの簡単」「そんなのいつでもできる」という意見が容易に想像できる。自分自身がそうだった。しかし実際はなかなか。。

「三日坊主」なる言葉もあるように、

  • 習慣づいていないことを → 習慣づける
  • 習慣づいていないことを → 習慣づいた状態にまで持っていく
  • 一度習慣づけたことを → 途絶えさせないようにする

ということは、一般的になかなか困難である(もちろん個人差はあるでしょう)

しかし、最初は習慣づいていない新しいことでも、それを「記録」し始めることで、これらは継続しやすくなることを体感した。

「継続しやすく」は、細かくは「継続への"サイクル"に乗せやすく」といえる。

  • 例:
    • 10/2:夜5km走ったら、その日のうちに「10/2 5km」と記録する
    • 10/3:夜3km走ったら、その日のうちに「10/3 3km」と記録する
    • 10/4:夜は会食のため走らず
    • 10/5:‥

‥ここで場合分け:

  • 10/2と3の記録があれば
    • 「1日空いたけどそれまで続けてきたし、今日は走ろうか」と思うきっかけになる
  • 10/2と3の記録がなければ
    • 「今日もまあいいか」と思って走らない

とそれぞれなる可能性がある。

また、ランニングの場合、日を空けずに走ると、明らかに体の軽さは異なる。「2日空けると体がなんか重い」を経験すると、次からは2日空けないようにしよう、となる。

このことからも、「記録+可視化=継続」の効果が現れやすいと言える

レコーディング・ダイエット」風

以前に流行した「レコーディング・ダイエット」の考え方に近いかも。

  • まず「何をどれだけ食べたか」を記録していく
  • 自分に制約をかけていないつもりでも、自然とカロリーや時間帯を意識するようになり、減量につながる

これも、記録するか/しないかで1週間の摂取カロリーを比べると、記録する方が、摂取カロリー低くなるのではと推測する(もちろん、週ごとのばらつきはあります)

他にも当てはまる?

記録+可視化=継続

いろいろ当てはめてみる。

  • 読書記録:読む時間がある人なら日ごと、そうでなければ週ごと
  • 家計簿:お金の出入り、出納を管理することで、節約へ意識が回りやすくなるだろう

仕事上の目標、Todoにも

いろいろな業務環境でおそらく「目標管理」なる制度/仕組み/考え方がある。あるいは、時間のかかる仕事(作業)もあるだろう。

目標でも作業でも、たとえば3つくらいに細切れにして、

  • 四半期の目標であれば:2週間ごとくらいの進捗
  • 3日ほどかかりそうな作業であれば:1日ごとの進捗

を記録することによって、段階的な進捗をすぐ把握でき、対応方法の検討もしやすいかもしれない。

目標/作業の細分化→課題発見

そして、もしかすると、今後「継続することが難しい」ことにぶち当たった場合、逆にその「難しい」理由を見つけやすくなるかもしれない。

メリットはいろいろありそうだ。同じような考え方はWeb上にもいろいろ見つかる:

コーチングや、「手帳の使い方」という文脈によく登場することがわかる

マンガでやさしくわかるコーチング

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コーチングの基本 この1冊ですべてわかる

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