東京マラソンEXPO 2017 ボランティア参加
東京マラソンのランナー受付は、大会当日2017/02/26直前の木/金/土、東京ビッグサイトで開催される。その受付ボランティアに昨年に続き参加した。
いろいろバタバタするのだけれど、基本的には楽しい時間で、協力し合うことの大切さもよくわかる。そして不思議だけれど、当日ボランティアとは何か違う雰囲気がある。ランナー当選してもEXPOボランティアは参加できるし、おもしろかったので来年もどこかの日程で参加申込すると思う。
2回目ということでいろいろ気づいた点もあり、参加メモを(活動中の写真はありません):
EXPO 来場人数
ランナー受付と併催される「EXPO」はランニング関連製品の展示/即売会で、ランナーでなくても参加可能。
このため、受付ボランティアのことを「EXPOボランティア」とも呼ぶ。
EXPO 来場人数が公開されている。この中に、ランナーとして受付来場した人も含まれている
2月23日(木) 28,360人 2月24日(金) 32,353人 2月25日(土) 54,135人 3日間累計 114,848人 前年より +3,106人
東京マラソンEXPO 2017 2月23日(木)来場者数のお知らせ | 東京マラソン2017
東京マラソンEXPO 2017 2月24日(金)来場者数のお知らせ | 東京マラソン2017
東京マラソンEXPO 2017 2月25日(土)来場者数のお知らせ | 東京マラソン2017
ランナー受付の流れ
おおむね以下の通り(ボランティア側の視点で書きます)
本人確認
- ランナーへ事前郵送済みの「ナンバーカード引換証」と身分証明書と突き合わせ、たしかに本人が来られましたね、と確認する
- 引換証に「本人確認済」赤いスタンプが捺され、さながら空港の入国審査窓口に近い雰囲気
ナンバーカード引き換え+セキュリティリストバンド装着
- 今回はここで活動した
- 引換証にかかれたナンバーと一致する「ナンバーカード」(いわゆるゼッケン)を探し、本人に渡す
- 【今大会からnew!】セキュリティリストバンド装着
- 再貼り付け不可のシール型。ナンバーカードを渡す前に、ランナーいずれかの手首に巻かせてもらう
計時チップチェック
- 昨年はここで活動した
- ナンバーカードに同封された、当日シューズにつけるチップ
- そこへ登録された氏名等の情報専用端末でその場で読み取る。表示された氏名が一致しているか?本人に確認してもらう
- スポンサーからの資料などが入った袋もここで渡す(けっこう重い)
Tシャツ配布
- ランナーが事前申告したサイズの、参加賞Tシャツを配布する
ナンバーカード引換え・セキュリティリストバンド装着
今回は金曜後半(14:30集合、15時~活動開始)、ナンバーカード引換え・セキュリティリストバンド装着の担当
- 引換証に書かれた数字でいうと「8」番、ナンバーカード60000番台の2000枚が担当
- もちろん木曜+金曜午前にある程度は配布され(2000-α)枚。まだまだ大量に残った状態
- これらをリーダー1名、4名x2グループで受け持つ。1名欠席があり7名での活動
即席チームビルディング
一緒に作業するメンバーは当日に集合して顔合わせ。リーダーだと事前説明会で出欠確認用の名簿を受け取るので名前はわかるものの、顔合わせはやはり当日の集合時
という状態で、簡単な自己紹介、グループ分けの後、
- 4名単位の即席チームが
- 実作業をおぼえ、
- 最初はミスや不慣れであたふた、
- リーダーやリーダーサポートさんの助力を受けつつ徐々に慣れ、
- だんだんとほぐれてランナー動線をスムーズにコントロールするようになる、
という数時間を過ごすことができる。結成〜解散までが半日で完結するチームビルドの実例とも言える
作業メモ
作業1:セキュリティリストバンド装着
ナンバーカード引き替えブースの前方に立つ。
セキュリティリストバンドは、このランナー受付の時点で装着し、日曜のゴール後(あるいはリタイア後、)手荷物返却の時まで外せない。
- 巻き方のコツ「指2本分空間をあけ、バンド部分に隙間ができないように巻く」文章では伝達が難しい。5回目くらいで慣れる
- 「今この時点から、日曜まで巻いてもらうのです」と話すと理解してもらい(まあ同意してもらうしかないのだけれど)、紳士的(この班が対応するのは男性ランナーだけ)に応対してくれる人がほとんど
- 「ゆるいですか(きついですか)」と尋ねると「うーんちょっと」となりがちなので、なるべく尋ねないようにする。ほどよい位置で決め打ちで巻く
今回初めてのフローで課題は色々出る(出た)だろう。このセキュリティバンドについては先を行く大阪マラソンがおそらく参考になり、次回以降はよりスムーズになる気がする
作業2:ナンバーカード引き換え
ナンバーカード引き替えブースに、いわゆる「受付」型で座る。
- 沖縄など遠方より参加、初参加、などでもしや緊張しているかもしれない。安心してもらうよう、なるべく早口にせず、少ない言葉で要点を伝える
短時間ではあるけれど、ランナーと直接のやり取りができるので楽しかった
- ごく一部「ブロックは誰が決めているの?同じ会社の人とタイム申告近いけれど別ブロックになったのだけれど」と質問してくる人も
- まあ気持ちはわかります、と世間話的に楽しむ
作業3:ナンバーカード選び
ナンバーカード引き替えブースの後方、いわゆるバックヤードの位置に立つ。
前方の「受付」から伝えられた5桁の数字を、ナンバーカードの束(1000枚x2 もちろん少しずつ減っていく)からなるべく早く探し出し「受付」へ渡す
- ナンバーカードの束については格納され方を知るとスムーズ
- 500枚ずつ、段ボール箱に入っている。ナンバーカードは横になっている
- 100枚ずつ、「60100〜60199」などと書かれたカードで仕切られている
- 50枚目ごとに、縦にしておく。これは前半組皆さんのアイデアで、探す際の目印になる
- 最初は探すのが大変。しかし慣れてくると素早く見つけられるようになる。ゲームのようでおもしろかった。きっと1日中やっていても飽きない
ピーク時間帯
今回の金曜午後では、おおむね18:00-19:30だった。会社帰りスーツ姿のランナーが増える。
しかし前年に比べると、長い行列ができる頻度は少なかったようだ。セキュリティバンドのこともあり、土曜に来場する人が多かったのかもしれない
EXPO訪問
集合前の1時間程度、EXPOを回った。前回もそう思ったけれど、ここはやっぱりランナーとしてくる場所だなあと再実感。
各ブースでランナー向けサービスがあるという点もあるけれど、コース動画や完走メダルなどを見て「いよいよ走るのか、、」とテンションの上がり方がやっぱり違う
アルバム
EXPOでの写真を含めてどうぞ