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9hours(ナインアワーズ)に泊まった(2010年末版)

※ 2013.06追記:アクセス数をそれなりにいただいており、それなりに読まれている一方、画像へのリンクが切れていたのに今頃気づいたので、修正して再投稿します。下記はもう2年半前の状況なので、現在はいろいろ改善されているかもしれません(少なくとも料金体系は下記と同じだった)また行ってみないとな。


2010年末、夏から気になっていた、四条寺町の「9hours(ナインアワーズ)」に泊まった。泊まるとわかるが、あくまでカプセルホテルである。けれど、とてもシンプルでよく考えられた、清潔なホテルだ。こういう選択肢は京都だけでなくどんどん増えてほしい、という応援の気持ちを込めて以下に感想を。

合理的な料金体系

使い心地という点で下にいろいろ書いたけれど、一番の特徴はこの料金体系かもしれない。

  • 基本料金\900、上限\4900
  • 21時から翌朝9時まで:\400/時間
  • 9時から21時まで:\300/時間

夜11時から朝6時までなら\3700、夜12時から朝5時までなら\2900、と本当に「寝るだけ」で使うなら一番リーズナブル。もっとゆっくりしたいならベッドのある他のホテルへ、という選び方ができる。

スリッパ袋の説明がわかりやすい

  • ○最初によく読むと、システムがすぐわかる。まあ、読まなくても、フロントでちゃんと説明してくれる。
  • △逆に、読まないと、どこへ行ったらいいか最初はよくわからない。チェックインのときに外国人がかなり迷っていた。フロントにこれを大きめに張り出せば、理解がスムーズになるのでは。

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ロッカーの大きさは必要最小限

  • △大きめのブリーフケース+軽めのダウンジャケットですでに8割がた埋まってしまう
    • スーツケースなどは預かってもらえるそうだが、もし出張ならスーツ上下もこのロッカーへ入れるはずで、けっこう厳しいのではと思った。もし、相談してもう1個使わせてくれるのなら問題なさそう。

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ポッドはやや乾燥ぎみ

宿泊するカプセルは、ポッドと呼ばれる。

  • ○フロア照明の上質な抑え方が、気分を落ち着かせてくれてとてもよかった。ポッドに置いてあった注意点↓

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  • ○「寝室照明環境システム」がよかった。タイマーをセットした時間に向かって、徐々に(たしか3時間前から1時間ごとに)明るくなる
    • たとえば7時にセットすると、7時には朝日並みの明るさで照らしてくれる

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  • △エアコンが効きすぎているのか、朝起きるとのどがカラカラ
    • チェックイン時にもらうミネラルウォーターはその意味か(のど乾くから飲んでくださいね、という意味か)、と思えてしまうくらい

シャワールームの奥には浴槽もある

  • ○6つあるシャワールームの奥がつながっていて、約3m四方の浴槽部屋が1つある。特に寒い冬は、肩まで浸かれる場所はありがたい
  • △3点セット(シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ)は小袋に分けられていて、量は充分なのだけれど、朝シャワールームに行くと、それまで使われた空袋が、シャワー脇にある金属製のダストボックスに積まれていて、あまりいい気分がしない
    • とはいえ、据え付けで置くと使われまくってしまう、というのを回避したのかもしれない

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蛇口の解読に一苦労
  • △どちらにひねると水(またはお湯)が出るのか、最初はわからない
    • 両方にひねっていて初めて「ああこっちが水か」とわかる。機能性も含めてデザインとするのなら、HOT, COLDくらいはわかりやすいデザインにしてほしい
  • 最初はこの状態。「あ、このレバーを上げると出るのか」はかろうじてわかる

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  • レバーを上げて、右にひねるとお湯

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  • 左にひねると水(、、なるほど〜)

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