Access勉強の入口+Yahoo!知恵袋
Access周りの基本スキルに不足を感じ、平日夜、都合4日くらい、丸善や三省堂で久々にかなり立ち読みしてしまった。1回2時間弱。さすがにどうかと思ったのでそれぞれで選び抜いた一冊を購入。結果としてまずは小さなシステムの構築までに至り、排他処理や細かいエラー処理をのぞけば、それなりに形にできたか。まだ一流ではないけど、二軍で迷惑かけずプレーできるくらいにはなったと思う。
Access勉強の入口
- 「このフォームにこんな機能を実装したい」という場合はどうすればよいか?
- フォームのプロパティでなんとかするのか
- マクロビルダーに登場してもらうか
- VBAで組み上げるのか
- 最初の段階:
- 目的に応じて選び分けるのがよいけれど、可能なら1.や2.で実現できるように作るのが一番
- 3.は、何をどう書けばよいか最初は見当がつかない
- しかし、作り込みをすすめ、いろんなtipsを身につけていくうちに、次の段階:
- 3.がもっとも、かゆいところに手が届く感じになる
- そのうち1.で達成していた機能も3.で作ろうと頭が動き出す
- 2.でできることはほぼすべて3.ででき、2.は中途半端に感じるようになる
- バージョン2007と2010でけっこう見た目が変わるのも、手を出しにくい点。2010ではわかりやすいウィザード形式なのだけれども
- Access付属のテンプレートは?
- 最初から手は出さないほうがよい(中を見ても、クエリやフォームの成り立ちがよくわからない)
- ある程度わかってから中を眺めると、作りたい仕組みに似通ったテンプレートが見つかると、かなりてっとり早いことが多い
- しかしそのままではまず使わない(カスタマイズはどうしても必要な)ので、一から作ったほうが手間が少ない場合もある
- 情報リソースも使い分け
- moug.net
- Yahoo知恵袋
- OKwave
- Microsoft Answers
- およびノウハウを載せた個人サイト
- しかし基本的な内容からとなると、体系立った内容を通して読める書籍が向いている
- これはもう、自分の目的(1.2.3.どれをメインに習得したいか)によってさまざま
- 靴や服と同じで、amazonレビューをあてにすることなく、大きめの本屋に行けば置いてある10-20冊、一通り目を通すのがよい
- たとえば下記は、2.がメイン、3.もそれなりに
Accessマクロ&VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本
- 作者: 立山秀利
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2010/08
- メディア: 単行本
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 個人的には、1.だけを勉強するなら本は読まないほうがよい
- ひたすらGUIを触って、いろんな設定をつつ、クエリなら実行、フォームならフォームビューで確認する、を繰り返したほうがよい
- よくある「すぐ使えるサンプル」系は、自分が作りたいものに近いサンプルが載っていれば、とても参考になる(載っていなければあまり参考にはならない)
Yahoo!知恵袋との接し方
一心不乱に取り組んだ期間、気がつくと自分の中に積み上がるものはあり(こういう時間はなかなか貴重、)たとえばYahoo!知恵袋で上がっている、Access関連の簡単な質問には回答できるくらいにはなった。完全なボランティア、義務はないけど、サイトを眺めると得ることもある:
- ああいう場所(OKWaveなど含む)には、集合知というよりは"集合疑問" - 比較的多くの人が疑問に思う内容 - が集まっている
- 常に100%の回答が得られるとは限らないけれど、質問者が参考になったと思える回答には「ベストアンサー」なるタギングが行われる
- 他の閲覧者にとっては不十分な回答であることもあり、他の閲覧者にとっては、回答内容も吟味する必要がある
- Accessの場合、SQL+phpなどの言語オンリーの環境と異なり、GUIだけでもある程度のことは行える
- 「画面操作上、とっつきやすい」ことと「行いたいことが簡単に行える」はまったく別なのだけれど、最初はどうしてもこれを混同してしまう
- この状況にいる人々(もちろん自分も含む)は、案外、つまづくところも似通ってくる、という印象
- 「そうそう、その内容は僕もわかりませんでした。こうすればわかりやすいですよ」というアプローチがとりやすい
慣れてくると、「こういうことしたいのに‥」→「悩んで調べて試して、できた!」の積み重ね、ループ状態に入れる。こうなると、次のハードルが出てきても「できないことはない」と思えるようになる。この経験は、慣れたワークフローに入るとなかなか得られない経験。