ランニングは1人でするスポーツ?ランニングイベントに参加した
とあるランニングイベントに初参加した。「ランニングキャリアやベストタイムには関係なく、みんなでランニング楽しみましょう」という雰囲気。願いは通じたか、朝の雨天はどこかに吹き飛ばされ、写真のような「あれもう梅雨明けですか」と見違える快晴のもと、
- 初体験のリレー走、1人で走るときとの気分の違いとか、
- 速い人はやっぱりいろいろ違うなとか、
- 老若男女ランニングの楽しみ方それぞれあるなあとか、
いろいろ得られておもしろかった。また、進行役のスタッフさんによる準備も随所に感じられ、初参加 and/or 一人参加者にも配慮された、参加者が過ごしやすいイベントだった。
- タイトル「?」への自問自答:
- これに参加する前はYES。1人で黙々と(といいつつ地味に楽しみながら)やるものという考え方
- これに参加した後は、NOとも言えるなあと変わったのが正直なところ
以下、写真はあまりありませんが感じたことなど:
グループでランニングする雰囲気
- こんな感じで参加者が "お揃いTシャツ" を着る。いい青色
- 会場だった公園はけっこう広く、白ユニフォームで揃えた野球少年、他のランナー、自転車に乗る親子連れもけっこういた
- その中でイベント参加者の目印になるし、写真を見つつ思い返すと、参加してる感、一体感、安心感があったような気がする
1周1.8kmのコンクリート道。午前中9時半ころ〜12時過ぎまでを使って、
- 準備体操と1人ずつ簡単自己紹介
- ウォームアップ(全員で1周)
- ハンデ戦(事前申告10kmタイムに応じて、時間ハンデつきで競走。計2周)
- 4名チームでリレー(Aさん→Bさん→Cさん→Dさん→最後は4人一緒に、計5周)
ハンデ戦
- 速い人はハンデつきでもやっぱり速く、あのTBS「オールスター感謝祭マラソン」のワイナイナ選手のように、時間差をどんどん埋めて他の人をたくさん抜き、当然のように上位に入る。=速い人は速い
- 一方で、ハンデの差がそのまま当てはまり、ほぼ同着になるような人たちもいた。その日の体調などもあり全員が想定通りのペースではないだろう中、ああよくフィットしたハンデだなと思った
- 僕はハンデ無し=最初にスタート。まさにファンランという感じで楽しく走り、かつ「何度か後ろを振り向く」という、普段やらないような余裕もかますくらいだった
- ただ2周目に入ると、すらすらと笑顔で抜いていく皆さんを眺めることに。でも抜かれはじめる時間帯は思ったより後ろのほうだった。ハンデ設定の妙は入れ込むとおもしろいかもしれない
リレー
- そういえば長距離を走るのはこれまでずっと1人で、いわゆる駅伝形式=「自分の後に走る人がいる、タスキを渡す人がいる」の状態を経験したことはなかった。ぱっと思いつくのは正月の箱根駅伝、けれどこれは観る側なので何の感傷もなく、そこに映る駅伝の走者の気分になったのは、そういえば人生で初めてだった。
- こういうとき抱く気持ちは本当に単純で、「ここで歩くわけにはいかない」「ペースを落とさずにがんばろう」という滅私の気持ちがけっこうはたらいた。そして、(まあ1.8kmと距離が短いというのもあったけれど、)止まらずに、普段よりは速いペースで走ることができた。1人走なら絶対ここ歩いてたなーというポイントも止まらずに行けた。
- 大きなマラソン大会だと「グループエントリー」があり、需要があるのかいまいちわからなかったけれど、ようやくそのニーズがわかった気がする。友人/知り合いも出るからがんばろう(または手を抜けない)というモチベーション。
参考:1周測ってみた結果
せっかくなのでGPSウォッチを持っていった。さすがに全員のは見ていないけど、何となくガーミンの人が多かった気がする。SUUNTOは少数派なのかな。「1人1分、自分の時計を語る」みたいな企画は面白いかも。
- オレンジ:ペース。キロ6分20秒。よく走る人にとってはゆっくりペースだろうけれど、個人的には速いペースで、ある程度の距離をこのペースで走れたことは今までなかった
- 10'から11'の間でわずかに右上がり、最後にちょっとがんばった履歴が見えている
- 11'以降にがたっと落ちているのは、ゴール後にStop押し忘れ。よくあるパターン
- 白:高度。右側の軸からグラフを読むと、コース中で3-4mくらい高低差あったようだ
- スタート地点から緩やかに下り、半周に至る地点までなだらかに上る。ただ、実際には坂はほとんど感じないコースだった
世代を感じない集まり
こういう集まりなので、休憩中だったり打ち上げだったり、他の参加者皆さんとの話題はやっぱり
- 年何回くらい大会に出てます?
- 普段どれくらい走ってます?
- そのシューズいいですね(走りやすそうですね)
のような感じになる。たいてい僕よりはよく走られていて、やっぱりランニングイベントに参加する人は違うなあ、という印象。共通しているのは、過去の感想、これからの大会のこと、どちらも楽しそうに話されること。また、世代や男女で差がほとんどないのもこの世界ならでは
おまけ
コース終盤近くに見えるケバブ屋。ビールもありまっせという感じのパラソル。確かコロナビール。当然1周ごとに目に入り、イベント後のビールに向けた助走感をかもしだしてくれていた(何人かの方が同じことを言っていた)
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