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VirtualBox 4.3.26 クリップボード共有機能有効化+Hostキーの変更方法

ちょっとWindows環境を触る必要が出て、久々に自宅MacVirtualBoxをインストールし、持っていたWindows 8を使い出した。快適に使えている。

ホストOS←→ゲストOS間でクリップボードを共有できる機能があり、ソースやテキストを貼り付けたいときなどに便利。デフォルトでは有効になっていないので、その有効化の方法。

また、VirtualBoxの機能を呼び出す際によく使う「Hostキー」が、デフォルトでは「左⌘(Command)キー」に割り当てられている。これを変更する方法。(基本的すぎるのでQiitaに書くほどでもない)

経緯

通常はVirtualBoxをFullscreen modeで使用している。デフォルトの状態では‥

  • 「Command+C」

‥である。このとき、Windows側で「コピーを」と思い、つい癖でCommand+Cを押すと、

  • → Switch to Scaled Modeしてしまい
  • → 画面サイズが強制的に変更(縮小)され
  • Windows内の各アプリケーションのウィンドウも、追随して小さくなってしまう
  • Host+Fで再度フルスクリーン表示にしても、それらの大きさは戻らない

これは困る。

ということで、Hostキーを変更しておくとさらに快適である。例えば「右Commandキー」に変更する方法を:

環境

  • ホストOS:OSX 10.10.2
  • ゲストOS:Windows 8
  • VirtualBox バージョン4.3.26(現時点で最新。ただこの場合バージョンはあまり関係ない)

 vb00

The latest release is version 4.3.26.

クリップボード共有を有効にする

  • 仮想マシン(この場合ゲストOS=Windowsが起動中)のDockアイコン上で右クリック
  • [Settings...]

 vb04

  • [General] → [Advanced] → [Shared Clipboard]
  • Bidirectional に変更
  • [OK] で即時反映され、ホストOS側でコピーしたテキスト等をゲストOS側で貼り付けられる。vice versa
  • 好みでHost to Guestにするなども可。この場合ホストOS→ゲストOSの方向だけ

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Hostキー 割り当て変更

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  • [入力] → [仮想マシン] → [ホストキーの組み合わせ]
  • 「左⌘」と表示された部分をクリックし、任意のキーバインドを入力
  • 今回は「右⌘」キーを入力

 vb02

  • 反映されのを確認して [OK]
  • これも即時反映される。ゲストOS再起動等は不要

vb03