2016/04 旅するルイ・ヴィトン展

紀尾井坂そばの特設会場で、今年4月から2ヶ月弱開かれていた展示会。

このブランドの製品を持っていなくても、"このブランドについて知っているのは「LとVが重なったあの茶色いロゴ」だけ" という人（僕です）でも、文字どおり当時の旅を豊かに想像できて、楽しめる内容だった。

「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton」(空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ･ヴィトン)展では、創業者一族のアーカイヴから今日のルイ･ヴィトンを創り上げる人々にいたるまで、1854年から現在までのルイ･ヴィトンの壮大な軌跡を辿る旅をお楽しみいただけます。

（内容を考えれば¥1500前後とも思われる）入場料は無料。ブランドPR目的としてもぜいたくな内容

あとは写真中心で：

• 大きな飛行機がお出迎え。容易に旅を想起させる

• 高さ方向にも贅沢に空間をつかった、歴代作品を展示

• ヴィトン家の家系図。初代ルイ・ヴィトンに加え、3代目ガストン・ルイ・ヴィトンの収集成果が多いそうだ

• 子供たち

• 毛引きや糸引き。衣服だけのイメージしかなかったけれど、日常向けの工業用具の設計も行っていた

• 工具ボックス

• 説明を読むと「スケートボード用」トランク

• レザージャケット。当初のロゴはこの「V」をなすトリコロール3色

• 旅行用トランクの特許明細書。業務用書類なのに感じるアート性

• ロックナンバー（登録キーの台帳。顧客台帳のようなもの）

• 顧客カード。顧客ごとの寸法やデザイン要望を細かく記録されている

• 動物があしらわれている。特定の個人向けには、このようにオリジナルデザインも請け負っていたようだ

• 「スティーマーバッグ」ほしい。旅客船で洗濯物を入れるための袋

Amazon で検索すると見つかることは見つかる（けれど、ネット通販で購入する人はいるのだろうか）

(ヴィトン)LOUIS VUITTON スティーマー バッグ コーラル チャーム K18YG 13.4g 中古

• 壁にさりげなくかかげられたロゴ

• 食器セット

• メイクセット。このあたりは、当時でもかなり富裕層向けの製品だろう

• ドレスとメイク道具

• ドレスとトランク

• 飛行機に乗る女性

• ホテルカードのコレクション

• 展示会場の壁がクッションでできている

• 村上隆デザイン

• 村上隆デザイン

• オーデコロン

• カメラバッグ。これもほしい。この時代、角ばった形が逆にありがたい気もする

• 茶道具セット。海外では、外出先で茶を点てる、というニーズがあったのだろうか

• 板垣退助さん向けトランク

• 白洲次郎さん向けトランク

白洲次郎さん、NHKドラマや著作で触れたことがある。いずれも面白かった。いまだ賛否両論ある人

NHKドラマスペシャル 白洲次郎 DVD-BOX

プリンシプルのない日本 (新潮文庫)

• 桜をデザインしたバッグ。これも日本よりは海外で（和をイメージさせつつ）人気がありそう