2013年頭所感
と書くとどこかの社長のようだ。もうすっかり年頭ではないけれど、まさに年の初めの所感、今の気持ちをまとめておくことで、たとえば今年の年末に見返して「年頭に思っていたことをどれだけ消化できたか?」を自分で振り返る材料にしたい。(業務詳細は書かないので、たぶん、至極当たり前の内容が並ぶと思う)
昨年12月、いろんな迷いもあったけれど、思い切って仕事の環境を変えた。広い意味でIT系であることは変わらずも、他業界・他業種へのシフトは、年齢を考えてもチャレンジングだなと自分でも思う。一方で、自分の内なるものには逆らえないということで、自分で出した答えでもあり、その決断に沿って前向きにがんばっていこうというのが率直なところ
最初の1ヶ月
- 12月の1ヶ月間、研修、グループウェアやファイルサーバの資料から「自分がどんな会社にお世話になるのか」という基本的な点を掴めた(気がする)
- この点は同時に、仕事をする上でもっとも大切な点なのだけれど、やはり入社前には掴みきれないところばかり:
- 会社の業務内容とコスト構造
- 何で売上を立て、何に予算が使われているか。何人くらい人数がいるか
- 各部署の細かい仕事内容
- 端的には「何にもっとも工数をかけ、それが何のためなのか」
- 部署の皆さんの雰囲気、持っている技術やノウハウの深さ などなど
- 会社の業務内容とコスト構造
- お世話になります、という本心と並行して、正直には、もやもやとかかった霧が目の前にあり、自分がどちらを向いているのかもよくわからない状態だった。しかし、オリエンテーションと個別の丁寧な教育時間がありがたく、その霧は徐々に晴れていった(もちろんまだまだわかっていない点も多数あり)ともかく、新しい人を丁寧に受け入れてくれる会社だなと感じた
- 晴れた霧の向こうには、思っていた通りの内容と、そうではない内容があった。後者が大きいなと感じた
- しかし考えたらこれは当たり前だよなあ
- たとえば「小学校入学おめでとう、これが算数の教科書です」という状況とは異なる。小学校時代は、良い意味で、新しい内容に対する免疫がないので、もらった教科書を開いて先のほうを眺めるのが楽しくて仕方なかった(中高大はさておき、最初のこの感覚は、けっこう大事に自分の中に残っている)
- 一方で今は?「これが新しい仕事です」→ 無意識のうちに、これまで経験した多くのものがいわゆる"免疫"としてはたらき、戸惑いのもとになっていた気がする
- ということは、新しいことを楽しもうという、小学校時代を思い出すのがいいということになるな。自分の工夫次第
2013年
- 先週金曜、2013年最初の仕事の週が終わった。徐々に仕事らしい仕事が増えてきた
- 憶える内容が多いこと自体は大歓迎
- 「アウトプットのないインプットは、インプットではない」という言葉をどこかで見たけれど、これはその通りで、インプットが続くほど、何かに書き出してまとめることが自分にとっては大事だなと感じる
- このブログもそうだし、書き出す方法であるこのMarkdown記法も自分に向いている気がする
- ちなみにエディタはMacならKobitoやMouがリアルタイムのプレビュー機能つきで便利
- Windowsなら専用エディタでもいいけれど、Sublime Text 2のプラグインにプレビュー機能があるようなのでこれも便利
- このブログもそうだし、書き出す方法であるこのMarkdown記法も自分に向いている気がする
- メンター制度はありがたい
- その人に率直な意見を吐露できる時間。上司に伝わる内容でもあるだろうけれど、言葉にするか、溜め込むかの差はけっこう大きいと感じている
- この環境には普通になじんでいるねと評価された。戸惑い、とさっき書いたけれど、そんなことは表に出さず積極的には動いている。それが評価されたのかもしれない
- 昔はこんなこと気にもしなかったけれど、戸惑いの元をたどれば、「新卒ではない年齢の新人」であることもけっこうあるかも
- まあ、身の丈以上のことはできないわけで。正月の書き初めには健康第一と書いたけど、今の座右の銘を書くなら、案ずるより産むが易しとか、習うより慣れろとか、practice makes perfectとか
何を得る1年にするか
- 開発のマインド
- 言語やソフトウェアのスキルというよりは、マインドの獲得が大事だなと感じた。そもそも「要件定義とはどんな作業か」「開発とはどんな流れで仕事が続くのか」の体得
- これは今までの自分にはなく、かつこれから必要な点
- 知的好奇心
- これまでもさんざんやってきたことで、従来通り
- Webやデータベースに広く情報を求め、確度や信頼度の高い情報を選び出し、深耕して、一つの情報まとめをつくる
- 必要なら共有。もう最初の情報収集の段階で、共有しやすさを考えてまとめているところがある
- 英語