always one step forward

バンテージ・ポイント







美しいスペインの街並み、けれど見とれる余裕もなく、人物それぞれの並行した"23分前~"が順番に描かれて、人間関係がだんだん染み出しながら終盤いっきに結末に向かう。



「時間をかけて描かれる人物」=当然、何らかの形でこの事件に巻き込まれる人であることはわかるんだけども、あくまで"その場にたまたまいた人"のような描かれ方の人もいて、「ああそう来たか」という新鮮な予想の裏切りがあっておもしろかった。



TVディレクターのシガニー・ウィーバーさんがもっと全編に絡んでくれると、さらに緊迫感あったかもしれない。