マニフェスト総つっこみ
チーム・ポリシーウォッチ at アカデミーヒルズ 衆院選マニフェストを斬る ~政権担当能力を問う~
多彩な論客陣、現役議員2人も参加、しかも無料という貴重な機会を楽しむことができた。
両党マニフェスト内容のうち、個別に気になる点をひたすら(建設的に)つっこむという内容で、結論は「今回は政権選択選挙であり、政策選択選挙は次の衆院選では」というのが結論的に出てきて、まあそうなのかもと思いつつ、わりとしっかり受け応えしていた議員2人には期待できそうだった。
単に刷られた資料に目を通すよりは、どちらかといえば現場に近い人々の活きた議論を聴けて、わからない点がわかったり、いろんな視点が見つかったりと、収穫が全然あるなと感じた。
発言メモ
- マニフェストがまだ大衆迎合的
- 「必要な政策だけれど本当は進めたくない」というバイアスがかかっている
- とくに自由貿易開放、労働環境改善について
- 「庭は造るが、庭師は育てない」
- 政策(what)はたてるが、how/when/who がない
- 成長戦略が見えない、この内容だと生活水準は逆に下がってしまう
- 製造業派遣禁止=雇用される側のメリットもあるのに、禁止するとかならず雇用悪化する
- 成長戦略=光と陰をつくること 陰=本当につくれば一部団体から相当な反発を受けるがその覚悟が必要
- 経済対策の論点の1つは「過去のために使うか?未来のために使うか?」
- 次回の選挙では極端に差のあるマニフェストを見たい!
- 今回のマニフェストは、美しいイメージ図しか書いていない「マンション広告」のよう
- 「最低時給平均1000円」=ボトムを上げる=今働いている人を下げることに
- 「政策の決め方を変える方針」が民主党は明確
- 「基礎自治体単位で」=政令指定都市~村まで一律の扱い?