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横浜コミュニティサイクル baybike に乗ってみた

横浜都心部コミュニティサイクル社会実験」なるものが近所で行われていて、なかなか便利そうなので試してみた。

  • 「自家用車や自転車を持たず、けれどたまには近所へ行くのに自転車乗りたい」というニーズが今の自分の生活にマッチしていて使いやすい
  • 30分以内に返して1回\105。どのポートで借り、どのポートで返却してもいい
  • 自動車のカーシェアリングに、「決められた複数の置き場であればどこでも乗り捨てOK」が加わったようなものだ

札幌市藤沢市、1年前の横浜市ですでに実績があるようで、昨年の横浜市の実験報告書を読むと、それなりに意見反映がされ改善されているように思える。実験に終わらず普及することを期待。


使われている自転車はこれ(ブリヂストンVEGAS 20インチ)で、(もちろん主観だけれど)思ったより乗りやすかった。最近街中でたまに見かけるこの手の車輪小さめの自転車(いわゆるwikipedia:小径車)は、これまで個人的には、どうも乗りにくそうだった。普通の(26インチ自転車など、車輪が従来の大きさのもの)に比べて「1回こいだときの進み具合が小さすぎて、同じ進むにも何回もこがないとダメなのでは」という、ありがちな理由だ。けれど、乗ってみると不思議とそれは感じず、単なる杞憂だったようだ。

だいたいの利用までの流れと実体験メモ

  • 会員登録
    • Android携帯だと、ブラウザに表示される「空メール送信」ボタンを押した後「接続できません」エラーメッセージの画面に遷移する
    • 時間帯の異なる複数のポートでそうなったので、だめもとで表示された mailto: のアドレスに別手段で(たとえばSPモードメール経由で)メールを送ると「登録完了しました」メールが届き、よっしゃ登録されたかと思ってポートに携帯をかざすと「登録がありません」と言われてしまう
    • 結局、携帯電話を持って登録所に行き、登録用端末で再登録してもらうと、問題なく登録できた
      • スマートフォンでない機種はだいたい問題ないらしく、今回のSH-03C (Android 2.1 update 1) のブラウザが対応していない?のかもしれないと思ったが、登録所の人も詳細は不明
      • サポートの人との電話の単語に「IDm」があったので、ブラウザ経由でないとその辺りの情報がきちんと送られないのかもしれない
  • 自転車を借りたいポートに行く
    • 空きがあるかどうかはこの地図、またはAndoroidアプリでも確認できる

  • ポートに携帯電話をかざす(写真右下、白い四角い部分)

  • 使いたい自転車そばの点灯した緑のボタンを押すと、ロックががちゃっと外れる
    • と同時に(ほぼ同時に)携帯電話にメールが届き、そこに自転車番号とナンバーキーの番号が書かれている
    • あとはお好きなところへどうぞ、30分以内にどこかのポートへ返却してねという仕組み

  • ライト:左ハンドル根元をひねるとON⇔OFF(ゴムローラー式、ONにしても負荷はそれほど変わらない)

  • ギア:右ハンドル根元をひねると3段変速

  • かご:横幅約30cm、深さ約15cm あまり大きなものは入れられないが、用途を考えれば充分か