デジカメ購入 PENTAX Q
先週あたま、久々にデジカメ PENTAX Q を購入した。相変わらず各メーカーのパイ取り合戦が続くデジカメ分野、ユーザーはそのぶん選ぶ楽しみがある。どのコンパクトデジカメでもたいがいの目的には沿っていて充分、とわかっていても、来年以降もしばらく技術革新が続きそうなミラーレス一眼をやっぱり触っておかなくては、けどまあコンパクトなのがいいな、と
という順で候補を見つけ、このうちのどれかにしようと絞った。ヨドバシカメラのカメラコーナーをさんざんうろうろして検討したあげく、最後は「どれだけコンパクトか(持ち歩きやすいか、かばんの中で場所を占有しないか)」というアナログなポイントでこれに決めた。
最初はけっこう重視していた、
- 握った感触
- メニューなどユーザーインターフェース (UI) のレイアウト
- 各ボタンの押しやすさ
- シャッターを切ったときの、両手に伝わるあの短く小さい振動(PENTAX Qはない。コンパクトデジカメに近い挙動)
については、他の2つが圧倒的によい。実は8割がた(宮崎あおいさんの凛とした表情がかなり誘惑してくれる)オリンパス E-PM1 でもいいと思っていたけれど、持ってみると意外と体積を占めて、これは思ったより持ち運びしづらいな、というのが正直な印象だった。特に UI の見やすさは自分でもかなり重視していると思い込んでいたけれど、それを上回るコンパクトさが勝ったということだ。
さっき読んだ企画ストーリーもよくまとまっている。「‥開発統括部長に企画推進の同意を得ようとするも、なかなか説得ができずに頓挫‥」というくだりは、いかにも商品企画部門が入れたくなる言葉で、前職でいた研究開発部門と、商品企画部門とのやりとりを思い出してしまった。よく読むと単なる社内事情なのだけれど、そうしてでも「挫折」というキーワードをこのストーリーに入れたいのだろうなと感じた。
自分の中では、パソコンやiPod(などの音楽プレーヤー)は機能もだいたい知り尽くしていて、使う目的もはっきりしているので、道具としていかに使いやすいかだけで選べるけれど、カメラに関しては知識がまだまだ。触りはじめ、実際に撮ってみて知っていくことのほうがだんぜん多い。あまり買うことのない解説本をじっくり読んだりして、機能を知るにつれて撮る楽しみが増えていくような気がする。
写真を楽しむ・うまくなる!PENTAX Q クイックハンドブック
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