2014年末 京都私的散歩
年末年始の大阪帰省、その前にいつも通り京都市内に立ち寄り、いろいろ歩いた。といっても、なぞり歩くのは寺社仏閣ではなく、学生時代に住んでいた頃の日常風景:
- 志津屋でパンを買い、
- 年の瀬の錦市場を練り歩き、
- スーパー大国屋で生鮮野菜を眺め、
- 天下一品 烏丸今出川店でこってりを食べ、
- 大垣書店で立ち読みし、
- 進々堂でパンを買い、
- 京都駅改札そばの小川珈琲で一杯
今回は、最初に一人暮らしを始めた上京区のマンションへ、十数年ぶりに向かった。どういうわけか、今まではこうしようとはあまり思わなかった。
Googleマップは手元のスマートフォンにあり、マンション名での検索はおそらくできた。しかし、スマートフォンもない、住んでいた当時に行動をシンクロさせる意味で、手元のGoogleマップで場所検索はあえて行わず、風景を思い出しつつ向かうことにした。
うろうろ
「(南北に走る)烏丸通、このあたりを西へ入って少し歩くと‥」と、当時の感覚のまま歩いてみる。
いくつか新しい店ができていたり、当時はあったコンビニがなくなっていたり。
まあ、十数年経ったのだから当然である。しかし、近所にあった理容店の看板、年季のある民家の門構え、入り組んだ細い路地の雰囲気など、憶えている景色もそこかしこに残っている。
目的地のマンションだけが見つからないまま、思った以上に歩いてしまった。
そしてようやく見つかった。烏丸通から西へ入るその「距離」が、思っていたより大きいことを忘れていた。「ああ、烏丸通からすぐと思っていたけど、こんなに離れていた場所だったのか」‥覚えているつもりでも、時間が経つと忘れていることもある。
そして書いていて気付いたけれど、京都市内の道路を表現するには、「西へ進む」「西へ向かう」ではなく、やっぱり「西へ入る」がしっくりとくる。
到達
たどりついたマンションは健在だった。車の数や、外から眺めた感じからは、どうやら空室も少ないようだった。さすが学生街、入居者が定期的に入れ替わりつつも、借り手は減っていないようだ。
ああ、1Fにこんな感じで共同ランドリーや自販機があったなとか、共同廊下のカーペットの深い赤色などもたしかこの色だったなとか。いろいろ懐かしかった。近所の家族経営のコンビニも、(24時間営業ではなく閉まっていたけれど)健在だった。
あとはマンションとは関係なく、京都市内の写真を:
写真
四条烏丸〜御池通り付近
- この交差点の雰囲気は変わらない
- 四条烏丸交差点角、一段降りた位置にあったJEUGIA(十字屋)は、とうとう居酒屋になっていた
- 会社沿革を見ると2013年に東証2部上場、旗艦店の三条本店はじめ店舗数も安泰で、単にこの交差点の店がなくなっただけのようだ
- 地下鉄の路線案内。この雰囲気もなぜか変わらない
- 自転車通行帯は赤色。たしか東洞院通御池を南へ下りたあたり
- 1Fはシューズやらウェアやら。ランニングブームは京都にもあった
- そういえば地下鉄階段に京都マラソンポスター。ほかには、ゴミ収集車の正面("顔"の位置)にも張られていた
京都御所〜烏丸今出川付近
- 御所の西側にとらや 調べると「一条店」この場所には昔はなかった気がする
- いわゆるカフェ形態、都内にもいくつかある「虎屋菓寮」も隣にあった
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- 天下一品、烏丸今出川店
- まあ、普通のラーメン店なのだけれど、帰省のたびにわざわざここに通っている気がする。そういう場所
- スーパー大国屋。他の地域で見ないと思ったら京都市内に6店舗あるだけだった
- 関東でいう成城石井のような立ち位置
- 「区」が旧字体で彫られている。なんでこうしたのかはよくわからない
錦市場
- ここは、大人になってから来る方が楽しい。学生時代は、料理好きでもなければ、ここで買い物することはないため
- ただ、バイト先としてここを選んでいる人は当時もけっこういた。今思えば、ちょっとやってみたかった気もする
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京都駅付近
- 京都駅中央口(京都タワー側)の観光案内所でプリペイドSIM販売
- 手堅いビジネスと思うけど、ここまで来れる外国人観光客なら、自国でローミング設定や海外SIMの手配を済ませる人も案外多いのでは?このSIMがどれくらい売れているかはよくわからない
- 京都駅中央口に小川珈琲
- 持って帰るつもりで「本日のコーヒー」を注文すると、プレスとドリップから選ぶ仕組みだった。5分くらい待った気がする。「本日はケニアをお入れしました」ちょっと新鮮な選び方
- いま見ると店舗のページにバリスタの個人名が書かれているのもめずらしい
- 都内には1店もなく(関東=千葉/埼玉/神奈川に数店)、スーパーでインスタントコーヒーのパッケージで出会うだけ
- カフェポッド向けなど通販はしっかり。東京で勝負しない理由、がよくわからないけど、充分やっていけてます、ということだろうか
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