2009 M-1決勝

今年もおもしろかった。忘れないうちに決勝の感想書いとこう。

• NON STYLE：おもしろかった。常人でないほどの勢いに乗せて、掛け合うタイミングも完璧。出てきた頃のキングコングに近かった。もし演じる側に立って相当練習したとしても、とてもここまでの仕上げはむずかしいだろうと思えるほどの完璧さ。けど1回戦の9番手から連続だったのがかなり響いて、鮮度が落ちてしまったように感じた。


• パンクブーブー：おもしろかった。よく観たら1つめのネタに近く、鮮度が下がったのは同じはずなのに、優勝に納得。何が違うのだろう？と思って見返してみる。素人とはいえ、1つづつのボケ+ツッコミを、少しずつは咀嚼したいと思って観ている。そうすると、テンポの良さを求める中にも（楽譜でいう小節のような）区切りがほしい。これを意識させる "間" があったように思った。これは何となく、サンドウィッチマン、ブラマヨ、チュートリアルの決勝ネタを観たときと同じものだ。


• 笑い飯：観ていた多くの人がおそらくそう感じたのと同じで、1つ目の「鳥人（とりじん）」の爆発が最高におもしろかった。全体で見ても一番ピークになっていた。みんなが期待する中の2つ目だったので、残念。M-1最後？に、下ネタ気にせずこれを持ってくるところに何となく納得したけれど、個人的には、野球への親しみやすさがあって、ラグビーがそうでもなかったので、サッカーのフリーキックの話になってたらもっと笑えたかも。