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アバター (IMAX 3D版)

すごい。これが3Dってやつかと、最初は3Dめがねを上げ下げしながら見比べていたけど、最後はほかの3D作品を早く観たくなるくらいだった。技術集積がものをいう映像芸術という点で、観る楽しみが増えた。

アバター (映画) - Wikipedia

IMAXってなに?

薄いスモークのかかったサングラス、、のような3Dめがねをかけると、数cmづつ離した透明なスクリーンを3枚重ねて観ているような感覚になる。普通の映画のスクリーンはその真ん中、つまり2枚目にあたる。"奥行き"の文字通り、その奥に1枚あるだけでなく、"手前"にも1枚スクリーンがあり、すべての風景や動きがそれら3枚をフルに活用し、今まで目の当たりにしたことのない、1つの巨大空間を作り出している。もちろんスクリーンそのものの平面的な大きさが効いているからこそ"巨大"空間なのであって、そこを考えると、登場が近いといわれている3Dテレビは、やっぱりインチ数が大きいほど効果が大きそうだと感じた。

3Dといえば、小さい頃、たしかドラえもんの映画で「飛び出す映像!」のふれこみで赤青めがねをかけながら「思ったより飛び出していないなあ」と思ってぼんやり眺めていた以来、そりゃあ20年も経てば進歩もするわという一例をまざまざと実感できた。FF13のトレーラー映像をみて、巷間伝わり久しいように「単なるゲームを越えたリアルな映像美」これは確かにそうで、相当な努力のたまものであることは一目瞭然なのだけれど、reality という点では、今のところ、こういう映画にかなり先を行かれてしまったのではないか。