トランスフォーマー - ダークサイド・ムーン
映画というよりは、満腹感のある"映像アトラクション"として楽しめる。その点では3Dで観るべき作品。迫る映像のところでめがね外したりかけたりしたけど、めがねなしだとまったく味気ない。IMAX 3Dでない3Dで観たけれど、IMAXだとさらに奥行き方向の表現に差が出ているのかもしれず、IMAXでもう一回観てみたくなった(以下ネタバレあり)
Dark of the Moonを「ダークサイドムーン」とした邦題はなかなか渋く、たしかに今回はサイバトロン(またはオートボット)側のダークサイドな部分がキーになっている。対立構図がとうとう1対1ではなくなってしまうので、現れるトランスフォーマーごとに「こいつは敵か(ディセプティコン)味方か(オートボット)?」という判断が必要になるけれど、目の色で見分けられる。
アポロ11号計画(ケネディ大統領VTRで登場)と絡めてきたときはおいおいと思ったが、あの歴史的な"事象"に陰謀説が真剣に出てきて、国家が真剣に打ち消す、というやりとりが発生してしまうのがアメリカという国なので、もし自分がアメリカ人だったら、さらに想像力たくましくはまれたのだろう。長丁場だけれど「主人公がそこそこピンチのときは自分でなんとかがんばる」→「どうしようもないピンチのときに一気に駆け寄って助けにくるオートボット」というカタルシスがあり、結局飽きない。
- Transformers: Dark of the Moon2011年|アメリカ|カラー|157分|画面比:2.35:1|映倫:G|MPAA: PG-13スタッフ監督:マイケル・ベイ製作:イアン・ブライス、トム・デ・サント、ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ、ドン・マーフィ製作総指揮:スティーヴ.. 続きを読む
- 映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』オフィシャルサイト www.tf3-movie.jp
- このキーワードを含むブログを見る