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2泊3日青森旅行 - period 1 (of 2)

夏の旅行は青森にした。横浜の海を見慣れたからか、何となく緑に囲まれたくなる、というぜいたくな心持ちからだった。そして普段は行かないようなちょっと遠くに目的地を探し、十和田湖奥入瀬渓流を中心としたプランを適当に組み上げた。広々と水平線を持つ湖の景色、渓流の真横を歩く気持ちよさは、この季節に来てよかったと思えた。加えて、レンタカーの自由な移動を久々に満喫し、2つの美術館の収穫があり、ついでに回った弘前の青森銀行記念館、廉価で新鮮な八戸の海の幸も。我ながら適当なプランにしては楽しめた。以下は写真つきで。

1日目:青森県立美術館弘前城青森銀行記念館〜温湯温泉〜十和田湖

  • 青森空港へ降り立ち、レンタカーターミナルで白パッソを借りた。カウンターで貰った地図とカーナビで距離と時間を探索。青森県立美術館、弘前方面を経由して、1泊目のホテルがある十和田湖沿いへ向かうことにした

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  • 広大な敷地に計4階建ての大きな美術館。案内表示はすべてこのフォントで統一、こういう「シンプルだけれど目立ち、統一感がある」日本語フォントは珍しい。館全体の一体感にも貢献している気がする

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  • 奈良美智さんの「あおもり犬」。ちょうど雨に降られたのもあり、おだやかにも寂しげにも見える。他に、おとぎ話風の木造の家に上がり、各部屋をのぞくと奈良さんのいろんな作品が飾られている、という展示もあっておもしろかった。いまの横浜美術館の展示が10月からはここに来るようだ

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  • 外にある八角堂。この美術館は空港から近く、レンタカーなら特に行きやすい場所。写真は無いけど、企画展の分量、棟方志功作品の力量感、スタッフの数など、いろいろ気合いを感じる美術館だった

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  • 東北道を南下、R102を30分くらい西へ進んで弘前へ。弘前といえば弘前城。さくらの季節ではないけれど、緑がまぶしい広い公園に囲まれた、おだやかで平和な感じのする天守だった − Wikipediaにある歴史によれば、落雷で天守がなくなる、などはあったものの、結局大きい戦を経験した履歴が無く、江戸時代の建築が未だに残ったタイプのお城だった。どうりで平和な感じがしたはずだ

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  • 春を思わせるさくらの説明書き

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  • 屋外でこういうWi-Fiのニーズはピンとこないけれど、やっぱり外国人観光客向けだろう

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  • けっこうぐだぐだな暑さの中をだらだらと歩き、たまたま辿り着いた青森銀行記念館は秀逸な建築物だった。よくぞ残していてくれたという感じだ

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  • 2Fには味のある「大会議室」、照明や窓の優雅なレイアウト。明治に建てられた国立銀行はもしかしたらほとんどそうだったのかもしれないが、単なる市中銀行のそれというより、その街を代表する建物としての自負があったのではと思う

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  • 十和田湖方面へ、R102を東へ戻る。途中に見つけた温湯(ぬるゆ)温泉。どちらかというと地元の皆さん向けの湯で、大人\200。タオルやシャンプー入れても500円未満。土日はそれなりに混むのかもしれないけれど、平日午後のがらんとした日常。いい休憩ができた

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  • さらに東へ。国道の数字は102で変わらないけれど、どんどん山に入り、FMラジオに雑音が入る。「NHK-FMさえ雑音で聴こえなくなる」は、けっこう深い場所まで来たなという1つのジャッジポイント。今回はその時間は少なかった

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  • 渓流沿いになったので窓を開けると渓流の音。おお。これこれ。これは、横浜にはない(探せばあるのかもしれんけど)

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  • 山道を上がって下ってまた登る、みたいな行路でガソリンをがんがん使い、ようやく十和田湖沿いへ到達。そうそうこれこれ。これは横浜には(以下省略)

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  • 予約していた「ホテル十和田荘」は(予想はしてたけど)団体様向け大型観光旅館。Webサイトはわりと今風の、仰々しくないシンプルなレイアウトで、こういう1人客もけっこう訪れているのではと予想。きりたんぽは初めて食べた気がする。勝手にちくわかちくわぶみたいなのと思っていたけれど、米なんですね。肉料理もおいしかった

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2日目:十和田湖奥入瀬渓流十和田市現代美術館八戸市

  • 翌朝の十和田湖沿い。大型バス駐車場が隣接し、観覧船やボートがたくさん控え、土産物屋や屋台が軒を並べるザ・観光地。しかし、白は白鳥としてこのピンクは一体、、

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  • 弱くて強い、または強くて弱いという哲学

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  • 乙女の像。ここにくるまでに砂浜を10分くらい歩く。虫も悠然と

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period 2 へ続きます。