Automatorで複数PDF結合(Mac OS X 10.9 Mavericks, 10.10 Yosemite)
プレビューのヘルプにある通り、標準のプレビューでもできるのだけれど(下図は10.9版ヘルプより)、結合元ファイルが多いとドラッグ&ドロップ操作が増えて若干面倒だった。
いろいろ検索すると、Automatorを介して、1フォルダにある全PDFを一括結合できたので、以下10.9のスクリーンショットとともに。
- 参考URL(行っている内容は基本的に同じです)
- Mac OSで複数のPDFをひとつにする方法 - オレンヂ
- Mac OS XのAutomatorで複数のPDFファイルを結合する - このブログは証明できない。
- 2014/12/05 OS X 10.10 Yosemiteでの操作を追記(基本的に手順は同じ、アクションがなぜが英語表記)
手順
ワークフローの新規作成
- [ワークフロー] を [選択]
結合したいファイルを指定
- 右側の広い領域に、複数PDFをまとめてドロップ
- ここではPDFファイルの名前順(001.pdf, 002.pdf, ‥)に結合することを意図
- アクション [指定されたFinder項目を取得] が追加される
- 左端のライブラリから [PDF] を選択、[PDFページを結合] をダブルクリック
- アクション [PDFページを結合] が吹き出しのような形で追加される
- 左端のライブラリから [ファイルとフォルダ] を選択、[Finder項目を開く] をダブルクリック
- アクション [Finder項目を開く] が追加される
ワークフロー実行
- ワークフロー作成は完了。右上の [実行] をクリック
- 右下に進捗表示
結合作業完了
- 処理が完了すると自動的にプレビューが開き、結合後のPDFファイルが表示される
- [ファイル] → [保存] で保存したい場所に淡々と保存
- これで結合作業は完了
- Automatorを閉じようとすると、作成したワークフロー(上記の例では3つのアクションからなる)を保存するか尋ねられる
- ローカルでもiCloud上でも保存可能
- 例としてiCloud上に「PDF結合」として保存した
ワークフローの再利用
- Automatorを閉じても、保存したワークフローはもちろん再利用可能
- Automatorを再度開くと、10.9 Marvericksの場合は下図が表示されるので、「PDF結合」を選択して [開く]
- 10.10 Yosemiteの場合は、保存したワークフローをダブルクリックする
- 結合元のPDFファイルを含めてワークフローが"復元"される
- つまり、別のPDFファイル群を結合したい場合は、
- 右上のアクション上でPDFファイルを追加/削除
- [実行] クリック
- ‥だけでOK