東京マラソン2014:未経験からの完走記 - 音楽編
(完走記の目次はこちらです)
マラソンを走っている間に何を聴くか。まあ、好きなものを聴けばよいのだけど、↓の2つがけっこう、いやかなり異なるなあ、というのが今回初めてわかった:
2通りの好み
- 体に負荷が掛かっていないとき(静かに過ごす部屋で or 電車に乗っている間など)に聴きたくなる音楽
- 体に負荷が掛かっているとき(走っているとき)に聴きたくなる音楽
「1. = 2.」とは限らない。たぶん異なる。自分の好みは2通りあることになる。「ランニング中に何を聴こうか」と部屋でiTunesやsoundcloudとにらめっこして選ぶのは 1. の曲。さあ、とiPhoneで再生しつつ走ってみると 2. なんか違う。
ただ、走る前に 2. が何かはわからないので、1. 基準で多めに選んで、実際に外を走り(または早歩きし)ながら聴いて 2. を見つけるのがよい。「シューズや服装は、本番前に必ず同じ格好で一度走ってみましょう」はよく言われるけれど、聴く音楽の選択についても同じことが言える。以下主観100%ですが一応まとめ:
走っているときに聴いていた曲
- ジブリの曲がアレンジされたもの。ジャズ風もあり、DJのミックスもある。知っている曲という安心感
- BPM=100-110程度(譜面先頭左上にある四分音符=100-110)ランニングというイメージから比べるとゆっくりめ。ただ、このゆったりした速さが自分にはちょうどよかった
- 9:10に号砲が鳴り、その緊張感の中で聴きはじめ、落ち着けた。走行中はiPhone操作にあまり気を回せなかったのもあって、結局このセットを何周も聴いていた。安心感
他に準備していたアルバム
↑けっこういい値段だけれど、映画サントラ並みの"世界の広がり感"がもしかしたら落ち着けるかな、と思った。ただ、ストリングスがメイン、パーカッションが周期的なリズムを踏む曲は少なく、完全に 1. のタイプ。ランニングにはあまり向かないかも
↑soundcloud.com を workout で検索するといくつも見つかる。このWEEKEND WORKOUTシリーズはかなり数があり、約1時間ノンストップのミックスが聴ける。だいたいBPM=140前後の曲が多い
↑ドラムンベース。練習中はこういう速めのものがよかった。BPM=170-180くらい。ただ不思議なことに、マラソン本番の日はこういうのよりも「それなりに速く、それなりに楽しく、それなりに落ち着く音楽」が合っていた。本番では、自分の緊張感をほぐしてくれる要素も必要
ちなみに、BPM測定は「bpm count」検索で色んなサイトが見つかる。例えば Tap BPM - Online Beats Per Minute Calculator and Counter は手軽で便利。聴きながら、拍に合わせてオレンジ色の部分をクリック/タップ
他によさそうなアルバム
↑運動系のアプリRuntasticが音楽もリリースしている。これは買っていないけど、プレビューを聴く限り、2.としても気持ち良さそうな音の連なりになっていた。さすが、workout mixと特化して編集されているだけのことはある。BPM140前後
↑(2014.05.11追記)Runtastic+ユニバーサルミュージック。BPM120-130くらい。ぜひ試聴からおすすめ