東京マラソン2014:未経験からの完走記 - 練習編
2013/10月初旬の参加申込の頃から、2014/2/23当日までの練習履歴です。完走記の目次はこちらです
まとめ
前提
「とにかく完走」が目標。フルマラソン換算なら5-6時間台。ただ、本番も含めて、時間目標のことは考えずだった(そういうレベルではないと自覚)=このページが、サブ4とか3とかを目指す人向けではない点はご留意ください
それほどきつくないペース
毎日走るわけでもなく、一番多かった12-1月でも週2回程度。1回の練習で最長10km。10月当初は川沿いを歩くだけ。徐々に、2-3km走り、だんだん4-6km。11月中旬から皇居周りへ。しばらく皇居1周5km、そのうち2周10km。疲れたら遠慮なく歩く。風邪引いたら休む
Twitterへメモ
12月あたりから、そのとき思ったことを残しておこうかと、非公開のTwitterアカウントを取得して書き溜めた。シューズ購入メモなどもさかのぼりつつ入れた(いまは公開にしましたのでいくつかツイートを文中に貼り付けています)
こういうとき、本文とは別にタグを入れられるEvernoteでもいいと思ったけど、文字数制約あるほうがコンパクトになりそうだったので、結局Twitterにした。以下、時系列で練習履歴を:
練習履歴
2013/10
- 今までの人生での長距離走経験はたしか中学の「持久走3km」、5km走さえしたことがない。何が大変そうかも想像できていない状況で、わりと前向きにさせてくれたのはこの記事だった:
- 要は「まず、ゆっくりでも10km走れるようになろう」がテーマで、「10km走り→1km歩き→4km走り‥で制限時間内完走できます」この記載の通りにすれば、もしかしたら行けるんじゃないか?
実際はその「10kmを休まず走れる」ようになるまでけっこうかかった。皇居2周をゆっくりでも止まらず走れるようになったのは12月後半だった。ただ、ともかくこの記事が、未知の世界への最初のコンパスになったことは確か
- 10月初旬、ともかくシューズを持っていないので探しにいく。インドア用の軽いベアフット型を持っていたので、同じ感覚でとにかく軽いものを探し、このニューバランスを購入。11月あたりまではこれを使った(後々、これは上級者向けと判明。かかとクッションもほとんどなく、ちょっと間違った選択だった)
- 使ったシューズ比較
[shoes] new balance NB Minimus MR00SB 2013/10購入、ベアフットタイプ。軽いけど底が薄い、のちのち足への負担がものすごいと判明、上級者向けで合わず http://t.co/U8ttKJvL8d
— masa_36_log (@_masa_36_log) December 1, 2013
リンク先画像は削除したので代わりに↓
- とりあえず走る場所は、自宅からわりと近所の隅田川沿いにした。ほぼ真っすぐで平坦なコンクリート道が約2km、夜間照明もあり
- 最初はまあ、数百m軽くジョギングして、ああしんどい、息も切れる、すぐ歩き出す。走る経験がないとはこういうことかと
- ただ、しぶしぶながら2回め3回めと繰り出すと、前回よりはしんどさが減っていく。そのうち、たまに歩きながらでも、2km往復コースを"走破"できるようにななった
2013/11
- 会社での仕事、たまにある飲み会、さらにたまにある旅行、すべて普段どおり。帰宅後の時間の使い方に、ランニングが加わった感じ。食事も普段どおり
- 音楽聴きながらiPhoneアプリでペース(キロ○分)を測ってみると、最初に紹介した記事の3ページにある「キロ7分半」よりも速いペースで走れていた。途中で歩いた時間を含めても、キロ6分半〜7分
- 測ることは大切。ペースを把握できると、前回の履歴とも比較できる。「今日は歩く時間がけっこうあるな〜」と思ってもペースはそれほど変わらなかったりする。そういう数字を掴んでおくと、何となく走るよりは、実績が感じられるように思う
こうやって、だんだん距離を伸ばせるとか、ペースが思ったよりよかったとか、(低レベルながら)結果が間違いなく体感できたので、だんだん走るのが楽しくなっていった
今思えば、この期間に変なケガや痛みがなかったのも大きい。何かあれば、走ろうかという気持ちが下がり、練習間隔が空き‥となった可能性が大きい
2013/12
このころから、皇居周りを走ってみようかなと思うようになった。走ろうと思った日ごとに、周辺にいくつかあるランニングステーションを回った:
- アディダスRunbase(メトロ永田町駅近く)
- RunPit(メトロ竹橋駅近く)
- ラフィネ(山手線神田駅近く。今年1月、日比谷交差点近く2店目ができたようだ。この場所も便利そう)
- ラブスポ東京(東京タワー真下。都営赤羽橋近く)
結局よく使ったのはRunbase。\100でいいシューズがレンタルでき、会社から比較的向かいやすく、かつ皇居に近いという立地もポイントだった。
- 休日昼間にもたまに。こういう景色が楽しめる
- イチョウの黄色も今や懐かしい
あとはTwitterメモを([log] で始まるツイートが走行記録)
2014/01
お正月の飲食も普段どおり。初心者向け練習会で一部のコース試走も行い、これも良い経験だった
1月下旬、大会当日の1ヶ月前になって皇居周りの人出が明らかに増えた:
[log] 皇居2周、はじめて計測を止めずに。途中ストレッチや歩き交えてキロ6分50秒。当然終盤は歩く頻度も上がりそうなのでペースはキロ7-8分?/19-20時台、1ヶ月前だからかとにかく人が多かった。感覚的には普段の3倍
— masa_36_log (@_masa_36_log) January 22, 2014
2014/02
相変わらず普段どおり。
また、週末で走らない日を使って、新宿の都庁前や佃大橋、浜町〜浅草など、何となく見ておきたかった場所を自主的に下見した。なるべく、当日と同じ昼間の明るい時間帯がよい。景色を一度でも知っておくと安心感が出る。これは当日走っていても感じた
- 東京マラソンスタート地点の目印(都庁第一庁舎⇔都議会議事堂を結ぶ地点、歩道の端)
- 東京マラソンスタート地点全景
- 品川折り返し地点(歩道橋の上より)
- 東京マラソン中間点の目印(日比谷交差点→数寄屋橋交差点の途中、JR高架手前左側、電話ボックスのそば)
- 佃大橋
[log] 2/16 1週間前。皇居外苑は雪残りがひどいらしくパス、代わりに浜町〜浅草往復8km早歩き。普段の靴だったからか左足くるぶしにすこし張り。Runtastic約70分起動でバッテリー100→30%
— masa_36_log (@_masa_36_log) February 18, 2014
2月の週末、2周連続の大雪。東京マラソンの一週間前、2014/02/16 青梅マラソンが中止に。参加予定者は残念で仕方なかっただろうけれど、東京マラソン参加予定者は別な気持ちを持っていたに違いない。「まさか3週連続でこんな雪にはならないだろう。2/23なんとか天気はよくなってくれ」
[log] 2/17 皇居2周。runbase、当日まではこれが最後かな。名残り惜しい‥ではないけど少し感慨が。二重橋前から東京駅を撮影。千鳥ヶ淵手前の細い下りは雪残りでほぼ1人分の幅。当日は雪雨はなさそうな予報
— masa_36_log (@_masa_36_log) February 18, 2014
過去の天気 東京(東京) 2014年2月23日 - Yahoo!天気・災害
午前中は曇り、雪も一瞬ちらついたり。12時あたりからは晴れ。どの時間帯のランナーにとっても、かなり好条件だったと思う
そんなこんなで、東京マラソンEXPOを経て、東京マラソン当日を迎えるのでありました