review
タイトル通りの内容は、2章の前半にわかりやすく書かれている。 摂りすぎるとよくない甘味や油脂を求める脳 似た味のコンビニ弁当を食べ飽きたり、食べ慣れたりする脳 「おふくろの味」の感覚は、あの「クオリア」と結びつく などなど、なるほどと思う点が多…
「マックからマックへ」のCEOというイメージしか無かった。構成そのものは、書き方によっては、とかく自慢話に読めてしまうはずだけれど、なぜかそれを感じない。成果に裏打ちされたしっかりした考えを持った人なんだと、これを読んで感じた。
ファシズムと不思議な能力を題材にしたSF作品だ。どちらかというと映画ではなく、全5回のNHK土曜ドラマでじっくり観てみたいなと思った。
タイトル通りの、地図うんちく本。けれど嫌みが無く、とても生産的。「そういえばこれ何でやったっけ」という疑問が網羅され、実用的な知識がたくさん入る。「地図とマップの違い」なんていう項目にちゃんとした回答を与えてくれているあたりに好感。
4つの短編集のうち後ろ2つ「フィッシュストーリー」「ポテチ」がよかった。
「真相は藪の中」という言葉の元はこの作品なんだと初めて知った。計3つの短編で登場人物が重複していて、1つの作品のようにも読めた。 「羅生門」と老婆のおどろおどろしさは絵でよく現れている。 「ちゅう盗」(ちゅうが変換できない、にんべんに周瑜の瑜…
たしかにさらっと読めて、あらすじと結末を知ることができた。「読破」とまでは言いづらく、けれどもちろん、そうしたいと思う人は原著を読んでください、ということだろう。 「凡人か非凡人か」と人の属性を二値化してしまう、今となっては滑稽な考え方。末…
多くはモノローグの形で語られ、一見読みやすい。 章ごとにその視点が変わる。主人公から見たAとB、Aから見たB、Bから見たA、母親から見たA、Aから見た母親…、一つの事件でも、当事者の視点が違うと、行動の思惑がまったく違うものになっていく様が、読んで…