バンクーバーマラソン2015完走記:エントリー方法+Expoでゼッケン受け取り編
いわゆるゼッケン受け取り手続き。この形は大きな国内大会でもおなじみ。大きな大会だと、ゼッケンの事前送付はなく、前日までに正式受付+ゼッケン受け取りが必要で、主にゴール付近のホールなどが使われる。東京マラソンにおける東京ビッグサイト、横浜マラソンにおけるパシフィコ横浜のような立ち位置
受付や併設ブースの雰囲気は、国内大会のそれと近い部分もあり、異なる部分もあった。英語がわからなくてもまあなんとかなるな、とも感じた。その辺りを簡単に:
- エントリー方法
- 受け取ったもの
- 手荷物預け袋(gear check)
- コンベンションセンター
- 参加手続きの流れ
- Expo会場の雰囲気
- WHAT ARE YOU SEEKING?
- 販売商品:日本と少し異なる趣向
- コンベンションセンター周辺
- 姉妹都市は横浜市
エントリー方法
- すべてWeb上で完結。カード決済。事前送付物はなく、当日Expo会場へどうぞというパターン
- 日本語情報のページ
- 実際に情報を入力する公式ページ
- The Registration System For BMO Vancouver Marathon
- さすがに現在はclosedになっている。次回大会受付が始まるとおそらく再オープン
- どのチャリティにいくら寄付するかもここで選択できる
- すべて英語。ただし入力項目は日本の大会のそれとあまり変わらない。
- チャリティプログラムの選択肢が豊富
- どれにいくら寄付するかを選択しやすい。言い換えれば、オプショナルというより、寄付が当然、という流れの入力画面だった
- Official & Community Charities
- National Charities
- 大会が近くなるとメールマガジンの配信数が増えてきて、↓のような楽しげな情報も流れてくる
受け取ったもの
中央にある、黒い帯付きの磁気カードはSkytrainチケット
ゼッケンの裏側。下部には計測チップが貼られている。白い枠はウレタン製のようだ。日本の大会のように「終了後に返却してください」という仕組みではない
手荷物預け袋(gear check)
大会当日朝にこの袋に入る分だけ荷物を預けられる。ゴール地点で受け取り。A4サイズのカタログを重ねるとこの大きさ
当然「貴重品は預けないでください」と言われる。財布やパスポートを部屋に置いておくか?当日朝まで迷い、結局、ベルト型ポーチにつめて、大会参加中も肌身離さない方式にした。若干邪魔だったけれど、まあこれが一番安心
以上が大会寄りの情報。あとは現地の雰囲気を中心に:
コンベンションセンター
バンクーバーに到着した5/1の夕方に、ダウンタウンの北部、湾に面した「コンベンションセンター」へ訪れた。ダウンタウンの中心から歩ける距離にある。例えば美術館あたりからなら徒歩10分程度
Vancouver Convention Centre West
1055 Canada Place
Vancouver, BC, V6C 0C3, Canada
ゼッケン受け取り=ランナー参加者が必ず来訪するため、スポンサーのSauconyをはじめとした大小各社がスポーツ系グッズを展示販売。バンクーバーマラソンでは「2015 Health, Sports & Lifestyle Expo」と題されたイベントだった。
参加手続きの流れ
忘れてしまう前に書き出してみた。いろいろあるように見えるけれど、簡単。海外大会であっても、流れはそれほど変わらないと感じた
※ちなみに、この大会の場合、エントリーはオンライン(カード決済)で完了する。事前に何か送られてくることはなく、メールが数通送られ、あとはこのExpoへ直接どうぞ、というシンプルな仕組みだった
バンクーバーマラソンならではの流れは、おそらく、Skytrainチケットをもらう部分と、出口でのバーコードスキャンだけ
- ゼッケン番号の確認
- 英語氏名の一覧表から、自分の名前を探し、番号をチェック
- ゼッケンの受け取り
- 番号ごとに8箇所ほどに区切られたカウンターがある。自分の番号が含まれるカウンターへへ行く
- スタッフから、氏名の確認と合わせ簡単な説明★
- 安全ピンは「箱からどうぞ」と好きなだけ持って行ける状態。必要なら忘れずもらう
- 昨年大会では「もらえなかった」という情報があり、改善されたのかもしれない
- Tシャツ受け取り
- 少し離れた場所にTシャツ用のカウンターがある。同様に、番号を提示するだけで、あらかじめ申請した性別とサイズのシャツを持ってきてくれる
- ここで「ゼッケンについたバーコードを、出口で忘れずスキャンしてください」と説明を受ける★。こちらが日本人とわかるからか、かなりゆっくりした英語だった
- 要は、ゼッケンを受け取っただけではダメで、Expo出口でスキャンすることで、「レース参加登録」が完了するような仕組み(これは、国内大会には無い気がする)
- (これで手続きはほぼ終了。出展ブースをいろいろ見て回れる。先にバーコードスキャンまで終えて、またブースの方へ戻ってもOK)
- SkyTrainチケット受け取り
- カウンターが若干わかりづらいけれど、2015年は出口付近にあった
- ゼッケンを見せると1回分のチケットをもらえる。初回利用時から90分間、バスや電車(Skytrain)に何度でも乗れる
- 僕は、大会当日の朝、ホテルからスタート地点まで送ってくれる(HISの)ツアーに参加したので使わなかった
- マラソンのスタート地点は、クイーンエリザベス公園。ダウンタウン中心地から車で30分ほど。けっこう距離がある
- もし自分でエントリーし、自分でスタート地点に向かうのであれば使える
- バンクーバー・スカイトレイン
- ゼッケンのバーコードスキャン
- Expo出口付近。スキャナを持っているスタッフにゼッケンを提示するだけ
http://www.bmovanmarathon.ca/runvan-marathon/course-map-updates/
あとは写真と合わせて:
Expo会場の雰囲気
コンベンションセンターの入口
歴代大会の優勝者、参加人数など。実際はさらに過去の分も掲示されていた。今回で44回目
よくある顔出し撮影コーナー
WHAT ARE YOU SEEKING?
「何を探していますか?」この場所だけでなく、大会の各所にメッセージとして掲げられていた
「自身の記録、自身の勝利、自身のマッサージセラピスト」
寄せ書き。英語がほとんど、一部が中国語、さらに一部が日本語。フランス語もあったかもしれない。基本的にはがっつり英語圏だということがわかる
販売商品:日本と少し異なる趣向
全体の雰囲気。東京マラソンEXPOほど大きくはない。広さで言えば地方開催のそれに近い。大きめの体育館一つ分くらい
小型のボトルを複数、腰に巻けるようになっているスポーツベルト。自分用のドリンクを好きなタイミングで飲めるということだろう。
国内ではあまり見たことがないけれど、マラソン参加者にこれをつけている人をけっこう見かけた。流行や文化が少し違うなとわかる
いわゆるアイウェア、サングラス。白人中心の土地柄というか、いろんなタイプがコンパクトに売られていた。日本でここまで品揃えされることは、なかなかないだろう
あとこれも使っている人が多かった。小型ポーチとボトルが合わさったもの。便利そうだ
メインスポンサーの一社であるSauconyのブースがメイン。ウェアやシューズが売られていた
この手の企業はInstagramでのブランドイメージの作り方がうまい
なぜかベッド
コンベンションセンター周辺
出口を出たところにキャラクター。マラソンの大会キャラクターかと思ったら、タイトルスポンサーのBMO(Bank of Montreal モントリオール銀行)のキャラクターだった
2010年バンクーバー冬季五輪に使用された聖火台。この位置に移設し、モニュメントとして残している。
姉妹都市は横浜市
それほど離れていない位置から、海側、市街地側を撮った2枚。つまり海沿いの都市であり、たしかに横浜湾岸部(みなとみらいあたり)に雰囲気は似ている。実際、横浜市とは姉妹都市の関係だそうだ