バンクーバーマラソン2015完走記:個人 or ツアー 海外マラソン参加方法比較編
比較といっても、通算参加1回(2015年、HISのツアー)だけなので、平等な比較はなかなかむずかしい。
しかし、大会に一度参加した経験から言えば「一度行けば、二度目は個人参加でも大丈夫」と思う。(旅行慣れ、英語慣れしているかが多少影響するかも。もちろん保険や手荷物管理、自己責任で充分準備しておくことは言うまでもなく)
今後バンクーバーマラソンに参加するかはまだ未定だけれど、次にもし個人参加するならこう調べる、という視点も含め、思い出しつつ情報をまとめておきます。
海外マラソン参加という括りでも、組まれるツアーの流れはおそらく大体同じなので、ある程度参考になると思う。
以降、雑多になる可能性もありますがとりあえず:
個人 or ツアー 比較
ツアー参加のメリット
もちろんそのツアー内容によるけれど、大きくは以下が挙げられる:
- 空港⇔ホテル間の送迎(到着日、出発日。チップ込み)
- ホテルチェックインのサポート
- 当日の朝食(「おにぎり弁当+お茶」パターンが多い。現地日本食レストランが手配)
- 大会スタート地点までの移動
- 空港、帰国便チェックインのサポート
ツアー会社によって、以下のようなオプションもある。「パーティ」は同じツアーに参加した日本人どうしの交流
- a) 大会前日EXPOでの、ナンバーカード受け取りのサポート
- b) ナンバーカードのホテル手渡し(事前にツアー会社が受け取ってくれる)
- 大会前日夜の夕食パーティ(カーボパーティ、パスタ等炭水化物多め)
- 大会終了後のパーティ(懇親会)
サポート
現地でどうしても発生するやりとり(英語)の際、通訳代わりに横に立ってもらえるというもの。英語まったくダメです、話せる気もしません、という人は助かると思う
大会スタート地点までの移動
大会によって、またホテルの位置によってはとても助かるだろう。
バンクーバーマラソンの場合、スタート地点(クイーンエリザベス公園)は、ホテルの多いダウンタウンからバスで20-30分、つまりけっこう離れている。個人参加の場合は、地元バスや路面電車で向かう。前日にでも、ダウンタウンで短い距離を乗って慣れておくのがよいと思う
ナンバーカード受け取り
多くは a) b) いずれかのパターン。2015年のHISは a) だった。b) はありがたい反面、前日EXPOの雰囲気を味わえない可能性があるので微妙かも
ツアー参加のデメリット
- 個人参加より総額が高くなる
- 個人行動の時間が少し減る(?)
くらいだろうか。個人参加を一度でもすれば印象は変わるかもしれないけれど。費用面に納得できれば、大きなデメリットはないのでは
マラソンツアーの場合、観光地をきっちりみんなで巡り、というパターンではなく、基本的には自由行動時間が多いように思う。パーティも任意参加なので、どうしても避けたいなら不参加でもよい
個人参加のメリット
- 好きなホテルを選べる(空いていれば)
- 航空会社を選べる(空いていれば and 価格に納得すれば)
- 終日自由行動(これは当たり前か)
- ナンバーカード受け取りやEXPOでの買い物、現地でのやりとりが自分でできる
- 安く行ける(試算はしていないけど)
費用面は、マイルがたまっている、現地友人宅に泊まれる、などがあれば当然大きなメリットになる
また、複数で行く場合はコンドミニアムという選択肢もある(詳しくないけれど)
個人参加のデメリット
- ツアー参加で得られるメリットがない
という点くらいか。安全面はもちろん自己責任だけれど、これはツアー参加時もあてはまる
いわゆる会話の問題
英語圏でない地域(アジア圏など)の大会だと、「その土地の英語」に慣れるまで苦労するかもしれない。
バンクーバーはBC(British Columbia)州という名の通り、英語=公用語なのでまだ大丈夫だった。2015年訪問時は、ホテルは(こちらが客なので)丁寧に話してくれるけれど、空港係員はそうでもない(ぶっきらぼうや早口の可能性もある)という印象。
しかしどこであっても、お互いが必要としている(=目的がきっちりしている)1対1のコミュニケーションなので、まあなんとかなるでしょう
大会事前情報
- 公式サイト http://bmovanmarathon.ca/ がすべて(ただし英語)
facebook/twitter/instagram/Pinterestも完備なのは現代風
大会エントリーし、開催が近づくと、更新内容を適度なタイミングでメール送信してくれて、気分を盛り上げてくれる(ただし英語)
日本事務局の情報発信:中断中
昨年(2015年)開催後までは存在したが、2016年1月現在は閉じられている(403 Access Forbidden)
Facebookページ https://www.facebook.com/vancouvermarathon.jp/ も昨年大会終了時以降、更新はない
この事情は多少知っているけれど、いずれ事務局という形式が再オープンし、情報発信が再開されることを願っている。
ツアーのページがわりと情報充実
「バンクーバーマラソン ツアー」Web検索で、その時点でのツアーのページが見つかる。
また、公式サイトには、ご丁寧に国別の旅行代理店が紹介されている http://bmovanmarathon.ca/visitors/sports-tour-operators/#J
- ツアー参加であれば、そのページ、または旅行代理店からの情報で充分と思う
- 個人参加の場合でも、コース案内や周辺情報は参考になるだろう
ツアー
公式サイトでの紹介順に、2016年バンクーバーマラソンツアーのページをざっと眺めてみた。
以下追記予定
マラソンネットワーク
近畿日本ツーリスト
ハートフルマラソンツアー
HIS
また、公式サイトに紹介はないけれど: