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always one step forward

IT寄りの日常・IT以外の日常。ランニング。美術展や展示会感想。長文でもなるべく読みやすく構成する練習を兼ねています

ゼロ・グラビティ

2013年末に観た映画。「ストーリーよりというより"映像体験"をどうぞ、せっかくなのでIMAX 3Dで」という内容。感動というよりは感嘆、びっくりした感覚が強くて、こういうタイプの作品には個人的には今まであまり出会っていない。2D版・通常の3D版もあるようで、観比べたわけではないけれど、可能であればぜひIMAX版を観たほうがよい。90分\2200でも満足。以下内容には触れずに感じた点を:

スクリーン平面に360度を再現

  • スクリーンという2次元平面を眺めているのだけれど、3Dめがねをかけると奥行き方向に厚みが出る
    • スクリーンをXY平面として、奥行きをZ方向とした、直方体型の空間を観ている(ように感じる)
    • 白いスクリーンの奥側と手前側に、空間が広がっている感じ
  • その"空間"に、宇宙から見た地球、海の青と木々の緑、そこにかかる雲の白、宇宙空間から地球の地平線に見る"日の出"と"日の入り"、などがこれ以上ない精細さで描かれる
  • これだけだと正直「他でも観たことある感」が残るのだけれど、さらに:
    • 宇宙遊泳する主人公たちの動き
    • スペースシャトル本体や部品の、ハードウェアとしての精細さ
  • これらを最初に見せてくれることで、もう自分も宇宙空間にいるような臨場感覚を味わわせてくれた。だんだん、直方体型の空間そのものを意識しなくなる
  • あと、よく見るとカットなしの長いシーン、"長回し"のシーンが多い
    • これは、無重力で浮遊する感覚をじわじわと助けてくれた気がした

サウンドエフェクト

  • いわゆる効果音。オン/オフのメリハリ。あまり書かないけれど、これが効いている。心情だったり、環境変化だったり。いい仕事見せてくれました
  • 通信先を探すときの周波数スイープ音(文字にしづらいけど‥キュイィーン‥というやつ)も個人的にはいい味

絞られた登場人物

  • 基本的にはジョージ・クルーニーさん、サンドラ・ブロックさん、この2人だけ
  • NASA側(作中ではずっと通信先"ヒューストン"と呼ばれる)の声の主にはエド・ハリスさんもいた(最後のスタッフロールで知った)
    • 観客が見えている人数を最小限に絞ることで、いわゆる孤独や不安感をかき立てるような雰囲気だった
  • サンドラ・ブロックさんといえば、個人的にはいまだに「スピード」1作目のトラック運転のシーンが印象深い。途中の機器操縦のシーンであの雰囲気が少し見られたのでちょっと嬉しかった

タイトル

  • 原題はGRAVITY、邦題にゼロがついた。全編通して観たあとの印象では、どちらでもありだと思った
  • 印象に残るのがgravityかzero-gravityか、は観た人それぞれで違いそう。個人的には前者

事前に観ておくとよさそうな動画

予告編動画より、制作スタッフによるテクニカルな意図や背景を含んだこの動画がおすすめ:


映画『ゼロ・グラビティ』特別映像1 2013年12月13日公開 - YouTube

観た後に限りぜひ観たい動画

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