東京マラソン ボランティアリーダー研修参加メモ
2015年7月に参加した「東京マラソン ボランティアリーダー研修」の参加メモ、備忘をかねて(研修の詳しい内容は書きません)
ボランティア募集については下記サイトにすべて情報が載ります:
ボランティアの募集については、12月上旬を予定しております。
なお、東京マラソン2016より多言語対応ボランティアを募集いたします。多言語対応ボランティアの募集は11月中旬以降を予定しております。
座学研修1
- 東京マラソンの歴史
- 第1回:2007年2月
- 財団設立:2010年6月
- ワールドマラソンメジャーズ加入:2013年
- "TEAM SMILE"
- 現在は使用できない(スポンサー付き名称だったため)
- 東京マラソン2016 予定人数
- ボランティア 10000人
- ボランティアリーダー 600人
- リーダーサポート 60人(リーダー経験者)
ドネーション(寄付金)金額
- 東京マラソン 3億円
- ニューヨークシティマラソン 18億円
- ロンドンマラソン 90億円
- ボランティアは "game maker" とも呼ばれる
日本国内ではやはり東京マラソンが最も多いそうだ。しかし、ロンドンマラソンの金額にびっくり。東京マラソンも理想はそこを目指している、という言葉もあった。
個人/法人かかわらず、やはり多く集まるほうがよい。総額は、その国(またはその地域)にチャリティ文化がいかに根ざしているかの証左とも言えるだろう
ファンドレイザー
(研修では深く触れられていない内容、興味があったので調べた)
文字通りfundをraiseする役割を持つ人、あるいは仕組み。上記を読むと、スポーツ大会運営だけでなく、NPO法人に対する寄付を募るためのポジションでもあるようだ。
一般的な英語では「資金調達」の意味でも使われる
東京マラソンだと「チーフ・ファンドレイザー」に朝日健太郎さんが就任されている。
チーフファンドレイザーとして、この間東京マラソンを通じたチャリティのご協力をお願いしてまいりました。
いくつかの寄付先団体様がある中で、私は「スポーツ・レガシー事業」を選択し、未来のスポーツ文化発展に寄与できるチャリティを推進してきました。
寄付が当たり前になる?大阪マラソンの例
そういえば、大阪マラソンはランナー参加申し込み時に「どのチャリティに寄付しますか」という選択肢がある。参加費とは別に、自分で金額を決めて寄付することが参加の条件になっている。いろんな意見があるだろうけれど、他の大きな大会でもこのような仕組みになっていくのではと思う
私たちは7つのテーマにかなう活動をそれぞれ展開している団体に、「 大阪マラソン 」から託す思いと寄付を受け止めてもらえるよう、協力をお願いしています。
なないろチャリティTシャツ・キャップ|チャリティで参加|大阪マラソン2015
- 団体や内容を大きく7色に分け、「どれに寄付しようか?」と選ぶ楽しみがある
- 色ごとにデザインの異なるTシャツを別途買うこともできる
など、寄付行動への敷居を下げることもよく考えられている気がする。
座学研修2
いわゆるコーチングの視点。ビジネス向け人材育成研修で聴く内容と近い。
(内容は割愛)
実際に、いくつかの質問に回答し、集団の中での動き方、価値観などから4タイプに分ける「タイプ分け」を行った。他の人の回答は見ていないけれど、おそらく十人十色だっただろう。けっこうおもしろかった。
参考書籍
- 作者: 伊藤守
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2005/04/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく
- 作者: 鈴木義幸
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 大型本
- 購入: 4人 クリック: 12回
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実習
- 研修としてはおそらくこの実習がメイン。10名程度のグループに分かれてグループワーク
- 詳細は書かないけれど、シンプルな課題にいかに工夫して取り組むか。メンバーとコミュニケーションをどうとるか。などを実践
- リーダーシップばかりが重要でなく、その意見を補佐する、不足点を指摘する、など"軍師"的な役割も重要だろうなと感じた
参考:ボランティアリーダー申込からの流れ
- 5月末〜6月初旬、Webサイトから申し込み
- 東京マラソン財団ボランティアリーダー研修兼選考 募集要項
「あなたが考えるボランティアリーダーに必要な資質とは」(200~400 文字)
東京マラソンのボランティア参加を通して感じたことをもとに御記入ください。
- 書類選考後、6−7月に研修(いずれか1回)に参加
- このメモに書いた座学およびグループワークを行う
- 「研修兼選考」とあり、選考の場にもなっていたようだ。といっても詳細な条件はわからないので、変に意識せず取り組むのがよいと感じた
- その後、郵送で「あなたをボランティアリーダーに登録します」通知をもらう
- この「リーダー」はいわゆる登録制で、一度登録されると2年間有効
- 9月中旬「東京マラソン2016 ボランティアリーダー 募集のご案内」がメール及び郵送で届く
- 今後:
- どのブロックに参加希望するか、など実際のWeb申込は10月にある。先着順で、希望が重なった場合にどう調整されるかなどはまだ不明
- 12月に「キックオフミーティング」
- どんな内容だろう?ボランティアリーダーだけで600人、全員参加ではないかもしれないけど、リーダーどうしの顔合わせの場でもあるかも
- 2月の大会当日までに、担当内容の決定、その内容によって説明会
- そして2016/2/28マラソン当日を迎える
というわけで、
2014年はランナー参加
2015年は給水ボランティア参加
2016年は(同じボランティアではあるけれど)また違った形で参加してみようと思う