首都高湾岸線の硬い路面。2016/03/13 横浜マラソン2016に参加した
ネットタイム4:53:38で完走。京都マラソンに続き5時間切りできた。(グロス5:20:27。スタート号砲からスタートライン通過まで約27分。Fブロック後方だとこれくらいかかる。。)
ちなみに、ナンバーカードの文字がかすれているのは、体に斜めがけしていたバッグの紐が擦れた跡。のたうちまわったとかそういうわけではありません
印象に残った点
いずれも、2ヶ月弱たった今も印象に残っている。
- 高速道路(首都高湾岸線)の路面の硬さ
- 質(活動のレベル高さ)および量(人数)とも豊富な、ボランティア皆さんの存在感
前者はきつかった思い出だけれど、数ヶ月たてばいい思い出になっているという不思議。
しかし、また走りたいか?というと、やっぱりこの高速道路区間があるために、(抽選大会であり、応募したいかどうかも含めて)微妙かもなあという気はする。次回は2017年10月。エントリー時期になればまた考えることにしよう
以降、前日のEXPOからを含めて写真中心で。たぶん長くなりますが、分けずに行きます:
前日 2016/03/12
ランナー受付
パシフィコ横浜のホール入口で、東京マラソン2016ボランティアでご一緒した方と、会場入口で偶然再会できた。その方は横浜マラソンもボランティア参加。「横浜はランナー参加ですか!」「はい!」
ナンバーカード等の受け取りが最初にある。スムーズに完了。午前早めに行ったので、窓口担当ボランティアさんは若干緊張しているようだった。よくわかります
必須の用事としてはここで終了。あとはEXPO会場。大会紹介やスポンサーによる物販コーナーを行脚
横浜マラソンEXPO
参加賞Tシャツ、完走者向けタオルのデザインが公開されている。完走者向けのもの(メダルやタオルが多い)は、どちらかというと完走してからみたいほうなので、あまり詳しくは見ないようにしている
ラッキー給食
通常の給食のほか、地元名産品が一定時間帯に提供される。ここまで豊富に準備されている大会は、なかなかない気がする(全国を巡ったわけではなく、知らないだけかも)
実際は、フルマラソン3-4時間台までの時間帯に多く出されたようだった。5時間近いランナーだと、いただけたものはわずかだった。一覧はこちら
給水パフォーマンス
これも横浜マラソン名物。給水所の前後で、ランナーを鼓舞する目的で、主にダンス系のさまざまなパフォーマンスが見られる。一覧はこちら
これも、通過する時間帯によっては彼らも休憩中だったりする(まあ当然ですね)。自分が通過した時に見られた「はまコイ踊り」はかっこよかった
ゴール時に読んでほしいメッセージ
これも大規模大会にはなかなかない。
よく考えると、並行してたくさんの人がゴールするので、全員のメッセージを読んでくれるわけはないのだけれど、しっかり記入している人がかなりいた。記入コーナーがかなり混雑していて、まあいいかと特に記入せず
自分のゴール時は10人近くゴールしていた。(半分朦朧としながら)アナウンスを聞いていたけれど、メッセージらしき内容は聞こえなかった。いや、聞き逃しただけかもしれない
ハマニア
横浜らしい小ネタがたくさん掲示されていた。実際のコース上でも、該当の場所には同じアイコンが表示されていた。
全部を覚えて大会に臨む、は難しかったけれど、このEXPO会場で読むだけでもけっこうおもしろかった。3年住んでいたけれど、知らないこともかなり多かった
我ながら、撮った写真の枚数が、興味の大きさを示している
ミズノ
物販コーナーへ。まずはミズノ。出展者中もっとも大きなスペースで展開
いいデザイン
シューズ。メンズ/ウィメンズ、レベルごとにわかりやすく展示
「購入したTシャツにロゴを圧着します」これもいいサービス。ついお願いしたくなる
結局何も買わず次へ
日産
日産グローバル本社ギャラリーを、大会当日朝6時から開放。スタート地点のみなとみらい大橋付近から近い
大会当日に利用したけれど、気温低いなか暖房完備で余裕あるスペース、助かった。ゴール後に訪れて「ぜひ来年以降もお願いします」とお礼を伝えに行ったくらい
先導車のリーフ。この前で記念撮影するサービスもあった
こういうITベースの自動車なら、某社のような燃費算出不正も出にくい(実際、不正はしづらい)だろう
あとは印象に残ったブースの写真を:
日清オイリオ
MORE'S
横浜ならではの商品を選んで展開していた。うまい。こういう企画力ある店舗が元気だと、街そのものの活気も当分途絶えない気がする
俺たちの水素水
ノーコメント
大会オフィシャルグッズ
これはいいデザイン
ありあけ横濱ハーバー
おなじみ
BODYMAKER
こちらもランニング関連の格安グッズでおなじみ
THE NORTH FACE C3Fit
ふらっと入ってポケッタブルパーカーを眺めていると、若手店員さんがつかず離れずの商品説明で、押し付けがましい感じもなく好印象。
結局買わなかったけど、C3Fitのイメージはあがった。セールスにおけるクロージングの大切さを客として実感
TOMTOM GPSウォッチ
初めて聞いたメーカー。機能やバッテリーの保ちを聞いてみると、いい感じに競合との隙間を突いている感じだった
「Nike+ SportWatch GPS Powered by TomTom」なる商品があり、ナイキにOEM供給もしているようだ
Nike+ SportWatch GPS Powered by TomTom Blue (ブルー) 【フットセンサー別売】 並行輸入品
- 出版社/メーカー: NIKE(ナイキ)
- メディア: スポーツ用品
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TomTom Runner GPS Watch - Dark Grey
- 出版社/メーカー: TomTom
- メディア: Wireless Phone Accessory
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Amazonで並行輸入した人のレビューはあまりよくない(何回か使うと結露したなど)
tvk テレビ神奈川
この2枚のポスターはとても印象に残っている。
右側はいわゆるストーリーの提示。「スターバックスは、ドリンク以外にストーリーを売っている」という文章を読んだことがあるけれど、それに近い。これを読んで、僕も私もさあがんばろう、と一瞬でも思わせたら勝ち
久本真菜アナウンサー本人出演のミニドキュメンタリー動画。約3分
山下良平さんライブペイント
これも印象に残っている。公式ポスターの素敵なイラストを描いた人本人が、別の作品をその日に
Amazon検索するとポスター販売もされていた。手堅い
ジクレーポスター 山下良平 【See you tomorrow 3(ライブペイントバージョン)】(A2サイズ)
- 出版社/メーカー: 現代絵師工房
- メディア:
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FMヨコハマ
開局30周年、向かって右にはこれまでのステッカーがぜんぶ貼ってあった。かっこいい
神奈川新聞
カナロコでおなじみ。大さん橋に支局ができることをこの紙面で知った
はい、ようやく当日です
当日2016/03/13
スタート前
日産グローバル本社ギャラリーへ
3月なかばとはいえ朝はさすがに肌寒く、あたたかい場所は助かった
スカイビルにメッセージが
am8:15ころ。おおかた整列は終わっていてもうぎっしり(のんびり写真撮っている場合ではない)
Fブロックに到着。けっこう大回りしなければならず、だいぶ後ろの方になった。まあいいか
コースマップ
スタート〜前半
スタートラインまで(これが長かった)
Fブロック後方だと、号砲が鳴り、このみなとみらい大橋にたどりつくまで20分以上かかる。楽団のみなさんの勇壮な演奏
スタートラインをまもなく通過(音が出ます)
FヨコDJ栗原治久さん、「剛力彩芽さんのところがスタートラインです」を丁寧に連呼(音が出ます)
言い換えれば、こんな動画を撮れるくらい、のんびりと歩いて進む混雑ぶりだった
栗原さん本人の投稿(音が出ます)
スタートラインにはゲストがおり、みんな撮影タイム。そりゃのんびり進行になるわけだ
I'm one on them. 剛力彩芽さん、林文子市長。市長は一時期入院されていたけれど、また復帰されていて何より
結局、スタートラインを超えたのは号砲から27分後。これがそのまま、グロスタイムとネットタイムの差になる
ようやくスタート
湾岸をいったん北東へ、横浜市中央卸売市場方面へ向かってから、みなとみらいに戻ってくるコース
生徒からのメッセージをたくさん背負った先生
みなとみらい〜日本大通り〜関内
みなとみらいのサークルウォーク。天気はこのように、明るい空の曇り空、マラソン日和だった
ジャックの塔でおなじみ、横浜市開港記念会館
港郵便局前交差点。日本大通り、かつて3年住んでいた場所の近く。勝手に懐かしむ
関内、横浜スタジアム方面へ
中華街の玄武門。いちばん横浜スタジアムに近い門。このコース上では、中華街らしき景色はここだけ
日本大通りまで戻ってくる。MAMMUT(マムート)店内にはボルダリング(壁の凹凸を使ってよじ登る)施設がある
ランニング向きのバッグもちらほらある。試着しないとよしあしはわからないので、一度近所の店舗に行ってみたい
[マムート] MAMMUT ウエストバッグ MTR 141 Waistpack 2520-00500 0001 (black)
- 出版社/メーカー: MAMMUT(マムート)
- メディア: スポーツ用品
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[マムート] MAMMUT メッセンジャーバッグ Rope Messenger Mélange 10 L 2520-00641 0001 (black)
- 出版社/メーカー: MAMMUT(マムート)
- メディア: スポーツ用品
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山下公園〜新山下〜磯子〜新杉田
給水パフォーマンスの1つ、子供たちのダンス。みんな元気だった
ホテルニューグランドを右手に臨む。あらためて写真でみると女性ランナーが多い
ドンキホーテのある山下橋交差点を左へ
しばらく首都高湾岸線の高架下を行く
表情の少ないコース、といえばそうだけれど、このあたりからしばらくは試走していたので、雰囲気はつかめていた
バーテンダー皆さん
(実際のドリンク提供はなかったけれど)いい笑顔をいただけました
JR新杉田駅手前、第7給水所
ボランティア体制充実。1枚上の写真で給食の豊富さがわかるし、この写真で人数の豊富さがよくわかる
南部市場折り返し
さらに南下し、南部市場の中へ入る
こちらも給食が豊富
とちおとめも豊富。おいしい
大漁旗
折り返しのコーンがなんだか華やか
次回からは、日程の都合上、この南部市場内が通行できず、またもコース変更があるようだ
第3回の開催は2017年10月29日を予定。(中略)第3回ではフルマラソンの折り返し地点となっている横浜南部市場が使用できないため、一部コース修正を行う。
後半
高速道路上のコースへ
いよいよ高速道路(首都高湾岸線)へ入る
ようこそ首都高へ。料金所は「閉鎖中」の状態だった
硬い路面
けっこう長く10km超。その景色はほとんどこの1枚に集約される
- わずかに上り下りがあったり、左右のバンク(傾き)がついていたりもあったけれど、とにかく「硬い」路面が印象的だった
- もちろん、歩を進める人間のためでなく、昼夜問わずたくさん通過する自動車・トラック等向けにつくられた路面である。むしろこの硬さになったのは自然ともいえる
- そういうことは、変わらぬ景色を見ながら足を進めるなかで、理解はできたのだけれど、マラソンコースとしては、いままでに走ったどの路面よりもとにかく「硬く」、反発が徐々に「足にくる」状態。きつかった
きついとわかっているコースだからか、鼓舞してくれる給水パフォーマンスの皆さんもたくさん
タップダンスの皆さん
Go! Go! Go!
本牧で見られる、この特徴ある"岩壁"
このあたりから、カラーコーンより左へ逃れて歩く人がけっこういた。コース外なので本当はダメなのだけれど、硬い路面に苦労していたように見える
「ハマニア」に目をやる余裕もあまりなかった
「ハマこい踊り」のみなさん。かっこよかった
この標識を歩いて見上げることになるとは。この大会ならでは
本牧ふ頭入口付近。高速道路内での折り返し点
遠目に、すでに高速を降りたランナーたちの列が見える
約10km、高速道路ランニングの旅が終了
最後の試練。横浜港シンボルタワー方面へ
そこから横浜港シンボルタワー方面へ向かう。この区間もあまり風景が変わらず、試練と言える。シンボルタワー周辺も事前に試走できていたのでよかった
カスタムバイクの皆さん
なかなかきびしい区間だった。ようやく折り返し。ここでだいたい35km
和太鼓応援の皆さん。交代しているだろうけれど、体力使うはず
終盤3km
山下公園方面へ戻る。39km付近の微妙な坂。きつかった
40kmすぎ。山下公園前の道路へ戻ってきた
海岸通り。正面にランドマークタワーを望む。あと少し
コスモワールドの大観覧車とランナーたち。観覧車中心の時計は工事中だった。いまはライトアップがLED化されリニューアル完了
サークルウォーク付近であと1km。声援は「あとちょっと!」なのだけれど、「まだ1kmもあるのか、、」と、ここもきつかったことを覚えている
といいつつ足を進めてパシフィコ横浜まで戻ってきた。あの先を右へ曲がれば!
「横浜を走る、世界が変わる。」実際に走り、世界は変わったか、と自問した瞬間
あと195m
ゴールが見えた!
ゴール!
ゴール通過の瞬間を動画で!のつもりが途中で切れてしまった
GPSログ
まあ、ほぼ2ヶ月経ったいま見直せば、淡々とした平面的なログだけれど、走ったり歩いたり止まったり、の履歴が収まった1枚とも言える
5kmごとラップ
だいたい平坦。20km以降がペースが落ちている。まあでもなんとかネットタイム(かっこ内)を5時間切りに収められた