ああ河川敷 - 2016/12/18 RxL年忘れ荒川30kチャレンジ に参加
師走半ばの晴れ上がった荒川河川敷、ペース走(決まった距離を一定のペースで走る)の練習会に参加。
1km6分のグループに入る。苦手な河川敷だけど、グループ走のおかげで気持ちよく順調に行けた。
しかし徐々に、淡々と維持されるペースに自分の脚力が合わなくなり、気力が切れ、18kmくらいから歩きが混じり、結局20kmで切り上げた。
とはいえいい練習になった。ペースも景色も淡々としている分、姿勢なり気力の保ち方なり、今の自分のあらゆる課題がじわじわとあぶり出されたように感じた。もっとこういう練習が要るのかもなあ
ペース走の風景
[下流側折り返し] 2.5km [スタート地点] 2.5km [上流側折り返し]
‥のように、スタート地点を中心とした片側2.5km、計5kmを使う。
- 下流側への2.5kmの途中には、堤防上の道路を使うため200mほどの上りがある。もちろん折り返し後は下りになる
- 設定された中ではもっともゆっくりの「キロ6分」グループ。ペースの速さごとに10数名に分かれ、ペーサーと呼ばれるスタッフ側のランナーを先頭に、ペースも景色も淡々と進む
- 変わり映えしない景色、文字通り一定のペース、とまあ淡々としている。ペースがぶれないのはペーサーがしっかりしている証拠
- 最初の5kmくらいは周囲の人と言葉も交わしやすくも、折り返しごとにじわじわと皆さん言葉を減らし、修行の様相を呈してくる
シンプルなので課題が見えやすい
- あぶり出された(と自分が感じた)いまの課題は:一に減量二に上半身、三四が骨盤で五がシューズ
- 減量:まあそうですよね
- 上半身:両肩を軽く揺らすように入れる。下半身だけで走らない
- 骨盤:足の付け根は骨盤、ということを意識する
- シューズ:今のものが合っていないとは思わないけれど、いろいろ試しているところ
上半身、骨盤はアシックスのランイベントで教わったこと。だいぶ意識できていると思うけれど、10kmすぎてだれてくると忘れてしまう
膝やふくらはぎの痛みはなく、足裏のアーチが緩くなると感じることもなかった。そのあたりは普段から少しずつジョギングしている効果が出ていたかも
「荒川河川敷大学対校駅伝」
大学陸上部が多く集まる「荒川河川敷対校駅伝」大会も同じコースで開催されていることを行って初めて知った:
第17回荒川河川敷大学対校駅伝競走大会
— 第17回荒川対校駅伝 (@taikouekiden) December 12, 2016
スタート時間:12月18日11時00分
会場:荒川河川敷東北本線下
大会幹事校:獨協大学
出場チーム数:55(対校24、女子10、オープン21)
距離:6区間42.195km(対校、オープン)
5区間34km(女子)
現役陸上部学生の本気の長距離走を文字通り間近に(といってもばんばん抜かされつつだけれど)見ることができた。
全身の使い方、足の筋肉のつき方に感心するばかり☺
以下のツイートは終わってから気づいたけれど、コースを共用することは運営側どうしで事前取り決めがしっかりとあったようだ
【第17回大会における変更点、注意点】
— 第17回荒川対校駅伝 (@taikouekiden) December 17, 2016
こちらはとても重要な事柄になりますので、選手はもちろん、応援の方も把握よろしくお願いします。 pic.twitter.com/0YDquyVCtT
苦手な河川敷
なぜか苦手である。いい機会なので理由を洗い出してみた
景色がなかなか変わらない
- 通常のマラソン大会は街中を走る。一方、荒川流域は首都圏から比較的アクセスしやすく、河川敷を使った大会もけっこうある。そんな大会では河川敷の風景をたしなむわけで、まあとにかく変化がない
- 「大きな橋」は目印の一つだけれど、例えば「あの赤い橋」が見えた、けれどそこまでは2km先、などだったりする
- 「逆にそういう、景色が変わらないところがいいんですよ」という人もいるので、コースの好みは十人十色だなあと感じる
かといって、
- 競技場などの外周をぐるぐる回るコースは、そんなに苦手意識を感じない
- 「この自販機が見えたらあと500mくらい」などと適当に目印を見つけ、はあはあ言いながら無難にやり過ごせている気がする
- 皇居ランに慣れているからかも?見慣れてはいるものの景色もほどほどに変わり、アップダウンや道幅を目や体が憶えているのは大きいか
最初の挑戦で苦い思いをした
最初に河川敷コースへ挑戦したのは鶴見川だった。昨年7月の暑い時で、20km走る予定が半分で切り上げた、という体験を今も憶えている。
場所も季節も、自分の走力もそのころとは違うはずで、単純に思い込みなのだろう。しかし「苦手な理由」の何分の一かは占めている気がする
単に苦手と思い込んでいるだけ
まあまとめると、大きな理由はこれだろう。気持ちよく走りきれた!のような記憶が新しく生まれれば、苦手意識は上書き保存されるのかもしれない
荒川の風景
どの流域もたいてい向こう岸が遠く、上流側も下流側も河川敷の風景。どこを切っても河川敷(金太郎飴的とも言えそう)という風景は、言ってみれば「関東平野の広さ」を川という切り口で垣間見る時間でもある。
関西(の中でも大阪や京都)にいたころを思い出せば、このような広大な河川敷にまみえることはなかなかない。せいぜい淀川、鴨川くらいか。当時はランニングをしていないので、今後帰省などすれば、あのへんはランニングできそうだ、という視点で川の風景を眺めることもありそうだ
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写真
あまり撮っていませんが:
スタッフも収まった写真
写真で言えば、SWACの大角さんが撮影担当として入られていた。スタート地点付近でニコンDfを構え、軽快にシャッターを切られていた。いただいた写真を見ると、河川敷なのでコース方向を眺めれば奥行きも充分取れ、晴れの日光を存分に取り込み鮮やかな写真が多かった
そしていいなあと思ったのは、ランナー参加者だけでなく、給水や給食のスタッフ皆さんをきちんと収められていた点。いい表情がたくさん含められており、上記スライドショーにも含めさせてもらった
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